2002年9月10日火曜日

フライの楽しみ

 何回も書いていることですが、フライフィッシングに取りつかれています。。何がそんなに魅力的なのか・・、自分なりに(酔っ払いながらですが)考えてみたことを忘れないうちに書いておきます。。

 まず第一に、フライを始めたきっかけは「リバー・ランズ・スルー・イット」という映画の影響によることは間違いないです。これは「ミーハーだ」だのなんだの言われようと、間違いない事実なのです。この映画はDVDも買って何度も観てるし、原作の小説も読みました。ストーリーの詳細まで把握してるのですが、この映画について語らせるとそれだけでも長いので、またの機会にします。。

 バスフィッシングには飽きてきていました。それは、バス釣り自体に飽きてきていた・・というよりは、バスフィッシングの手軽さに飽きていた・・という感じがします。かつ、映画のような美しい景色の中での釣りとは程遠い環境、バスという魚自体の姿かたちに魅力を感じない、、などなど。

 まあ、そんなわけで渓流へと釣り場を移したわけですが、当時はかなり敷居が高かった気がします。当然フライでの渓流釣りを意識していたのですが、少年時代から川に親しんでいた・・というわけでもない自分にとって、渓流に進出するのも冒険、しかもやったこともないフライに挑戦・かつ教えてくれる人もいない・・到底うまく行く気がしないのも当然だったように思います。そんなわけで、ルアーでのトラウトフィッシングから始めたのですが、これが結果良かったようです。流れのある渓流での釣り上がりは楽しくも戸惑いの連続でしたが、慣れたルアーでの釣りはそこそこの釣果もあり、綺麗なヤマメやイワナを目にしてからは、バス釣りはやる気が起こらなくなりました。。

 渓流での釣りにもなれて、満を持して・・ということでもないですが、今年はシーズン前からフライキャスティングの練習をしてすごし、「シーズンに入ったらフライ50、ルアー 50くらいの割合でやるかなー」などと考えていたのですが、いざシーズンに入ると「フライ 100」でした。シーズン当初はただでさえ季節的に厳しいこともあり、フライ入門者には当然のごとくまったく釣れず、それでも何故かフライばかりで挑戦してました。「フライで一尾釣るまではルアー禁止」などと自分なりにノルマをつけてた覚えもあります。ただ、長年やりたかった釣りに挑戦してることはよく分かっていたので、挫折するような感じはまったくなかったです。


 たった1シーズン経過しようとしてるところですが、今現在フライフィッシングの虜です。前置きがとても長くなってしまいましたが、自分が考えるフライフィッシングの魅力について。一言でいえば、

やることがとても沢山ある!

 とにかく、覚えなければいけないことは沢山あるし、不自由なくキャスティングをする、というレベルにさえそれなりの練習を要したり・・。家に帰ればタイイング・・、これもまた技術や練習を要するわけで。釣りにもタイイングにも言えるのは、水生昆虫などに関する興味なども必要になってくるし。
 現在は「どっから手をつければいいんだ~(^_^)」という嬉しい悲鳴とでもいう状況でしょうか・・。

 やること(覚えること)がいっぱいあっても、それが全く嫌にならないのは、フライフィッシングにかかわる要素のひとつひとつが、自分にとってとても魅力的なんですね。
 フライ独特のキャスティングフォーム、フォルスキャストを練習して目的のポイントに狙ったとおりにフライを落とす・・・という部分だけとりだしてもかなり楽しいです。ドライフライを魚が咥える瞬間を見逃さぬよう、フライから目を離さずに集中できるのもフライならではの緊張感かな?タイイングは毛ばりを巻くこと自体も魅力的だし、毛ばりの材料(マテリアル)も孔雀の羽根だったりウサギや鹿の毛だったり・・フライフィッシング以外では無縁の世界ですよね。。こういった特殊な素材をゆくゆくは使いこなして、独創性のあるフライが巻けたらすごく嬉しいですよねえ。
 これらの、本当にやらなければ・覚えなければいけないことがたくさんあって、かつその要素ひとつひとつが、自分にとってすごく魅力的なんですね。
 フライフィッシングにかかわるさまざまなことを、何年もゆっくりと時間をかけて自然に身につけていきたいなどと感じていて、要は大事に一生モノの趣味にしたいなと思っているのです。

 「フライフィッシャーは偏屈だ」とか、「フライは釣れない」とか、極端なヒトは「カッコつけの釣りだ」などというのも聞いたことがありますが、敢えて否定するまでもないかなと。。フライは確かにえさ釣りに比べれば釣れないだろうし、フライフィッシャーは哲学的なこだわりを持っているヒトが多い気もするし。
 何が一番自分を引きつけて止まないのか、時間がたたないと分かりませんが、「面倒で難しい釣りだからこそ、プライドやこだわりを持ってやれる」と感じているのかなーなどと今は考えています。

 いやあ、酔って気分よくなって、思いつくままいっぱい書いてしまいました。さー寝よう(^_^)