結果はというと今回も大物は釣れず、2日目(今日)にいたっては竿もださずじまい。
初日は先回と同じ中流域のポイントに。水がちょっと減った?という感じですが相変わらずダイナミックな渓相。前回はサイトにこだわり過ぎてサカナを逃がしてしまった感があるので、今回はサイトでももちろん狙ったけど、むしろ「いそうなポイント」にブラインドで打ち込んで、午後数時間で6尾キャッチ!これは自分としては上々な釣果です。。
サイズは最大で50cm前後、大きいのはまた次のチャンスに持ち越しだなあ。。キャンプ場に戻る関係で、今回もイブニングはやりませんでした。なんか河原でキャンプする許可をとれるらしいのだけど、、次回はちゃんと調べておこう。
そして今日は「トロフィークラスのレインボー」を目指してWaitangi Fallの上流に向かいました。
クルマ止めから滝まで徒歩3時間くらいとのことなので、なんとキャンプ場を4時に出発。6時すぎくらいにはクルマ止めにつくつもりだったのですが、起きたばかりにも関わらず猛烈な睡魔に負けて途中で仮眠。1時間以上寝てしまいました。(^_^)
前半はほぼ一本道。最初はしっかりした道がだんだんと細くなり、踏み後レベルの場所もあったけど迷うことなく1時間半ほど。支流との合流点で、地図で場所を確認するには判りやすい場所だったのに、確認を怠って進路がわからなくなり、グルッと遠回り。1時間半くらいをロスして元の場所に戻り、正しい道を発見してようやく遡行再開。
ずっと小高い丘の上を歩いてきたのですが、そこは川に降りれるポイント。非常にいい雰囲気だったので、ちょっと竿だすかなーと思ったら100mほど上流に2人の人影。そこでの釣りを諦めて滝への道に復帰。
ここからは急斜面の森の中。最初こそこれと判る踏み跡があったものの、すぐにどこがルートなのか判然としなくなり、以降ルートを探して歩いては見失いの繰り返し。ウェーディングシューズだったのと疲れがたまってたのとで、斜面のいたるところで滑って転び、体力だけでなく精神力も削りとられていく感じ。
おそらく地図に書いてあるルートとは高低差でせいぜい10m~20mくらいの範囲には居たと思うのですが、どうしても正しいと思われる”道”らしいものが発見できずになんと3時間以上。あまりにもキリがないので、「この踏み跡が違ってたら諦め!」と決めてかかり最後の望みをかけましたが、結局行き止まり。
もう疲れ果てていたせいか、一本道と思っていた丘の上の道でも間違いを犯したようで、散々遠回り。クルマに辿りついたのは4時・・8時間くらい歩き回ってた。。
本当ーに疲れました。。帰り道に中流域で釣り・・と一瞬だけ考えたけど、疲れててすぐに却下。こんな状態では怪我も怖いし。。
今日(2日目)の成果は今まで見なかった動物をいろいろ見たことくらい?朝早く出発したんで、夜行性の動物たちがいっぱいいました。ツノの大きいシカとか、ハリネズミ?みたいなやつとか、なんだかわからないタヌキみたいなやつとか。
森の中で迷ってる最中はもっとすごい。なんと野生のブタ(イノシシ?)を見ました。親が1頭と子が多数。子はみんな黒いんだけど、1頭だけ白に黒ブチのやつがいました。どうしてあんなところに居たんだろう・・??
うむむ、滝の上に再度チャレンジするかどうか、すごく考えてしまうなあ。また迷うだろうし。。でもトロフィークラスのチャンスは捨てがたい。。
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出発時からすごく疲れてて、さらっと書いたけど帰り道の頃は水もなくなってかなりヤバい状況になってましたね。
朝キャンプ場から出発して、あまりの眠さに居眠り?してしまい下りの砂利道で急ハンドル切ってスピン。危なく転落するとこだったりしました。
この日目指していたRuakituriの最上流域、Waitangi Fall上流は本当の意味の大場所。トロフィークラスのレインボーで有名ですが、如何せんアクセスが大変。というか、自分には結局その場所までたどり着くことも出来なかったし。。
「ヘリフィッシング」で滝の上流におろしてくれたりもするらしいのだけど、そんな贅沢など到底できなかった当時の自分ですから。それでも、地図もって歩いてればなんとか分かるもんだろ・・と思ってたら、ダメでしたねえ。。
次この徒歩ルートでチャレンジするのは相当勇気がいるけど、そんときは必ず一泊できるだけの装備は持っていこう。
しかし、これだけ広大な牧草地を縦断して釣り場に向かうっていうのも、ほんとよくやってたもんだなあ、おれ。(^_^)
臆病な羊を追いたてながら歩くことになってしまいます。。
先行してた人たちのものと思われるテント。
中間点は過ぎたあたり。ここらも良さそうだったよな。
先行の釣り人がいなければ、ここから釣り上がっていけたかも。
ほんと、日本では見ることのできない釣り場風景だな。。
帰り道迷って死にそうな状況で撮った一枚。
道を失うとウェーディングシューズでこういった草地を歩かなければならず、どれだけ滑って転んだことか。。