2005年2月20日日曜日

NZ 20050220 さよならNZ

 明日の早朝には出発なので、処分するものを全てリサイクルセンターに。(写真奥のもの。)
 改めて並べてみても、チープな品物ばっかりだなあ。パイプ椅子にテーブル、安物のマットレスや鍋・皿など。これら全部あわせても、1万円もしてないだろう。。
 それでもリサイクルセンターの受付の人はすごく喜んでくれたので、単純にゴミとして捨てないで良かったと思います。とりわけテーブルとマットレス、テントについてはすごく感謝されてしまいました。

 その後はロトルアの街を散策。ささやかな生活の基盤を整えるために、右も左も分からずに街を彷徨っていた頃が思い出され、とても心地良い時間でした。

 今回の旅行で楽しみにしていたことのひとつに、本場のラグビーを観ることがありました。もちろんシーズンオフであることは承知で、クラブチームの練習試合などでも見れればいいなあ、と思って何度かスタジアムにも足を運んでいたのだけど、結局目にすることはできませんでした。
 せめて何かグッズでも・・とスポーツ店に。オールブラックスのジャージは自分がラグビーをやっていた頃のジャージに比べてすごく洗練されたものになっています。かなり欲しかったけども、値段が高いし、実際日本で着る機会があるかどうか疑問なので思いとどまりました。
 安いグッズを・・ということで、「スーパー12」というNZ国内のクラブリーグのキャップを買いました。店員に聞くと、ロトルアにもチームがあって「チーフス」というそうなのだけど、地元チームだけあってチーフスのキャップだけは売り切れてる!仕方ないので、比較的近い都市のチームということで、オークランドの「ブルース」というチームのキャップにしました。

 最後の雑用で、400MB近くにもなるNZで撮り溜めたデジカメの写真データをインターネットカフェでCD-Rにバックアップしてもらい、テイクアウェイでフィッシュ&チップスを買って帰宅。あとはしっかり寝て、明日からの長旅に備えるだけです。

 いやあ、面白かった!
 わずか3ヶ月の間の出来事だけど、既に何もかもが懐かしい!

 落語家の・・古今亭志ん生だったかな?
 ・・「貧乏はするもんじゃねえ。味わうもんだ」
 と言われたそうですが、それを地で行く生活をおくれたかも。。時間はあるけど金はない。(^_^)
 ぼろいスターレットの車中からリムジンバスの御一行を見るにつけ、「おれのほうが旅を楽しんでるぞ!」と思ったもんです。決してひがんでないですよ。(^_^)
 日頃の生活すべてにおいて、我ながら「慎ましい生活を送ったなあ・・」と思うけど、物に対する執着のない質素な生活はとても快適だったように思います。

 今回の旅行は苦労することが多いのは予想してたから、「何が起こっても、なんとかそれを楽しもう」ということだけ、常々思い返すようにしてました。大抵のことは楽しめてしまうもんですね。それがトラブルであっても。
 でも次回訪れるときには、もう少し英語を喋れるようにしておけば、一層楽しめるだろうなあ。(^_^) 

 またここを訪れるのが本当に楽しみです。単に旅をした場所というより、短い期間だけど「生活をした」場所として、ずっと懐かしく思い出すことだろうと思うのです。

#
 いやあ、Blogの記事をホームページに移し変えはじめてから、半年近くもかかってしまった。。
 NZでの生活情報や釣り情報をまとめたページを作るつもりで、文章はけっこう書き溜めてあるんだけど、この調子ではいつになるかわからないですね。
 しかしあれから一年とちょっとが過ぎただけとは、ちょっと意外。。それくらいに、今はすっかりサラリーマンに戻ってしまった。。 あれほど自由な生活を満喫してたのに、結局サラリーマンにしかなれないっていうのは悲しいもんです。とはいえ、自分の年齢で1年間も遊んでたのに、比較的すんなりと社会復帰できただけでもラッキーなんだろうな。
 また長い期間海外で釣り旅なんて、してみたいなあ。。もう出来ないのかなあ。若いうちにもう一回やりたい!
 NZ滞在中もっとも学んだことは、本文にも書いた「何が起こっても、なんとかその状況を楽しむ」という、気の持ちようですね。

安物に囲まれて生活してたんだなあ~。
そういえば、電気製品は全く?買わなかったかな。

いつもフラット周辺にいて、庭でうんちしていく憎たらしいネコ。

クルマに釣り道具積んで、意気揚々と出発してたんだなあ。

2005年2月19日土曜日

NZ 20050219 発見

 今日は午前中、スーツケースに仮の荷物詰め。ウェーディングシューズ2足を捨てて行くのが意外と大きく、けっこう余裕がある感じ。来るときはEMSで送ったテントなども、明日リサイクルセンターにあげてくるつもりだし。

 午後からはレインボー・スプリングスに。NZ来たころに小嶋さんに教えてもらった施設なのだけど、キウイを見ておきたかったので帰る間際になって行ってみることにしました。
 ロトルアでは観光ツアーコースに必ず含まれるほど有名なところで、この日も人だかり。日本語で解説してくれるヘッドフォンをつけて園内に。餌の食いすぎと思われるパンパンに膨らんだ鱒たちは私が釣ってきた鱒よりはるかにでかい!多くのサカナは直径15mほどのプールにうじゃうじゃと溜まってるのですが、園内には小さな小川状の場所もあり、橋の下に隠れている鱒あたりにはフライを流してやりたくなってしまいます。
 NZ固有の木や鳥なども実物を見ながら説明を聞くことができ、中には森のなかでよく見かけた木や鳥もあったので、もっと早い時期に見にきてれば良かったなあ、と思いました。観光施設にしては非常によくできた、充実した内容だったな。
そうそう、キウイも見ました。夜行性のためか暗い場所に飼育されてたので、写真は撮ったけど真っ暗でした。思っていたより大きいもんで、30cm~40cmくらいのボールに頭と長居くちばしがくっついた感じ。けっこう動き回っていたのですが、途中からは延々と地面にくちばしを突っ込んでなんか食べてる?ようでした。

 その後は姪っ子へのお土産にBuzzy Beeのおもちゃを探しに街に。
 NZにきてからはこの Buzzy Beeというキャラクター、よくみかけるな~くらいには認知してたのですが、調べたらNZでは知らない人は居ないくらい有名なおもちゃらしいのです。そういえば、全く同じ形をしたトレーラーをどこかで見かけたよなあ。写真をとっておくんだった。
 まあよくある、ひもを引っ張ると音を出しながら羽根を回転させてついてくる・・というものなんですが、木製でレトロな雰囲気が自分自身気にいってしまったのです。
 しかしどこでも売ってるだろう・・と思って探してみるとなかなか見つからない。何軒かあるおもちゃ屋をまわり、雑貨屋をまわっても見つからず。ライセンス商品か何かなのだろうか、置いてそうで置いてない。。5軒目くらいのおもちゃ屋で聞いてみると「隣の"Farmers"(デパート・・というには程遠い百貨店)で扱ってるはず」とのこと。行ってみると・・あった!本体の背中には「Genuine Buzzy Bee」のラベル。確かにまがい物は多そうだよなあ。
一個$30。なんか苦労したので自分も欲しくなってしまい、2個購入してしまいました。。荷物が増えた。。

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 ロトルア観光では必ずルートに入るらしいRainbow Springs。けっこう面白かったなあ。
 NZ固有の動植物をいろいろ知ることができるので、ほんと先に行くべきだったな。
 Buzzy Beeは自分自身すごく気に入って、自信のお土産品だったのに、姪っ子には良さがわからなかったみたいで、あまり遊んでくれてないようです。(^_^) 苦労したのに。

荷物整理中。まあたいした量ないんだけど。

キウイ、の剥製。
本物は暗いとこで飼育されてて、フラッシュ禁止だから写真には写りません。

探しまくった、Buzzy Bee。
今も一個は自室にたたずんでます。

2005年2月18日金曜日

NZ 20050218 日本人だらけ

 朝から雑用をこなします。

 レンタルで借りた掃除機を返却。

 電話の解約について確認。これは2月分の使用料の支払いについては、ちょっとトラブルが起きそうな気がするなあ。

 リサイクル・センターという施設にいって引き取ってもらえる物の確認。3ヶ月とはいえ、最低限必要な家具・・パイプ椅子にパイプテーブル、マットレスくらいだけど・・があるので、処分しなければなりません。

 リサイクルセンターで引き取ってくれる物はよいとして、ただのゴミについてはどうするか、ちょっと困ってました。ウェーディングシューズやテントなど、かなりの荷物を捨てて行くつもりなので、かなり大量にゴミがでます。収集日は火曜日、出発は月曜の早朝。最悪となりの住人にお願いしようか・・と思ってたけど、リサイクルセンターで相談してみると、その窓口のひとが個人的に捨てておいてくれるそうで、テーブルなどと一緒に日曜日に併せて持ってこい、とのありがたいお言葉・・。

 郵便局にいって釣竿の発送方法について相談。
 しかし最大で1mちょっとまでの長さまでしか発送できない、とのことで埒があかず、とりあえず引き下がることにしました。また別の担当者に相談すれば他の方法を教えてもらえるかもしれないし。
 でもほそださんの帰国時は、制限をはるかに越える重量の手荷物を抱えて難なくチェックインしてたし、釣竿も手荷物で持って帰ってたので、自分も手荷物で持っていってみよう・・という気持ちに傾いてます。まあ釣竿なんて超過料金とられても2kgくらいのものだから、そう高額ではないだろうし。

 午後はロトルアの街中をブラブラ。今まで目もくれなかった店にも改めて入ってみると、けっこう面白い店もあるものです。。雑貨屋などは見ていて全く飽きないけど、それほどお金を使ってもいられないので長居は危険ですが。。

 夕方近く、温泉で有名なロトルアにきてるのでせっかくだから・・とポリネシアン・スパに。日本語のホームページがあるくらいだから明らかに観光客向けの施設なのだけど、意外にロトルアでは誰でも入れる公衆浴場的な温泉はあまりないのです。知るかぎりでは、ここともう一箇所。
 ある程度予想はしてたのだけど、日本人だらけ。。30人以上はいたとおもうけど、半分くらいは日本人。いっしょの日本風露天風呂に浸かっていたのは佐賀からきたという年配7~8人の団体。なんでも九州の仙台?は合併して薩摩仙台になったとか?いろいろ起こってるんですね。
 3日前に南島のクライストチャーチに着き、今日はロトルア泊、明日にはオークランドから帰国だとのこと。そんな短期間の旅行、日本風岩風呂に浸かってる場合じゃあないだろ~に・・と思ってしまうけど、いろいろ事情はあるのでしょう。。

 団体が去った後も、$30も出したんだから・・とじっくり入浴。しかし暑い!お湯が熱いのではなく、陽射しが暑い!(^_^) お湯にのぼせて岩場にあがると陽射しをもろにあびてしまい、相乗効果ですごい温まった・・というか汗だく。
 部屋に帰ってきても汗がひかず、なんかシャワー浴びないと寝れなそうな気がします。。

フラットのキッチン側には小さな庭。
シューズ2足はボロボロになって、捨ててきました。

ロトルア市街。
隅のほうに珍しくきれいな娘が写ってるなあ。(^_^) 

リサイクルセンター。
貧しい人も多いから、リサイクルだの中古っていう考え方は根付いてるんだろうな。

ロトルアの名物、温泉。
湯はぬるく、陽射しが熱い。(^_^) のぼせました。

2005年2月17日木曜日

NZ 20050217 観光

 本当なら昨日・今日とRuakituri Riverで釣りをするつもりでしたが、昨日で釣り納めとすることにしました。
 釣りはすごく!良かったんです。だから昨日で終わっておきたい、というのもあるし、何より竿がない。(^_^)

 そんなわけで、一晩Wairoaという田舎町でボーッと過ごしつつ、時間もあるからいつもとちがうルートで帰ってみよう・・と地図を広げてみると、 Wairoaから南下するとNapierという大きな街。キャビンに備え付けてあった地域情報を見ると、Wairoa・Napierを含む「Hawke Bay」地方はワインが有名らしい。いたるところにワイナリーが。
 しかも地図を確認すると、SH2~SH5と単純な乗り換えでタウポに出れてしまう!お土産のスモークが出来てるはずだから、ちょっと遠回りしてツランギによれば一石二鳥!  
 Waikaremoanaの延々と続く砂利道を通らないですむのは、精神的にも楽だ!

 ラフト・フィッシング(ラフティングで川を下りつつ釣りする)で有名なMohaka Riverを崖の上から眺めたり、Hawke Bayのきれいな海をみたりしながら、とりあえずNapierの街を目指します。といっても街には特に用事もないのでぐるぐる廻っておしまい。
 道沿いにはいくつかワイナリーがあったので、良さそうなとこを選んで入ってみる。
 $3で試飲ができるらしい!これは時間があれば楽しいだろうけど、この先ロトルアまでは200km以上のドライブ。さすがに飲むのはやめておいて、おすすめというワインをお土産用に購入。しかし、今これを書きながら既に開けてしまった。まあ、ワインは空港の免税店で買っても同じだろう。

 タウポにつくまで、変化に富んだ景色で飽きなかった。今まで釣り場への最短ルートばかりを求めていたけど、釣りをしないことで生まれるゆとりだなあ。

 明日は、いまさらながらロトルアの観光地を見て廻ろうかなあ・・と思ってます。温泉でも浸かってくるか~。
 実は釣りなしで旅をするのも、すごく好きなんです。

#
 最後の釣行ですね。やはり自分にとって最高の川で締めくくりたいからRuakituriRiverに。
 最後にいい釣りできて、本当に良かったよなあ。ずっと使ってたロッドが最後の最後で折れるっていうのも、今考えれば区切りとしてすばらしいもんだし。
 帰りは回り道して、Hawke BayやNapierという海岸沿いの街を通っていきました。同じNZの中でも街の雰囲気も景色もちがったなあ。もっといろいろな地域にドライブすればよかった。でも天気いいと釣りいってしまうもんなあ。難しいところです。

Waikaremoanaへの長いグラベルロードは崩れがち。
でも、すぐに復旧作業がはじまります。 

ブタ?の親子。

Wairoaのキャンプ場のツーリストキャビン。2人まで一泊$40だったかな。
設備も整ってるし街も近い。Ruakituriでの釣りには最高のベースになります。

キャビンの室内。
ベッドは陰にもうひとつ。

Ruakituriはブラウンも多いけど、NZ釣行全体をとおしてレインボーが圧倒的に多かったな。

数日前に同じことをしたばっかりなのに。。
でも、ほんと人が通りかかってくれて助かった!

街を少し離れればこんな道ばかり。気持ちいい~。

Hawke Bayの海。いい眺めです。

深い谷間のMohakaRiver。

同じNZでもこの景色だもんな。海もいいですねえ。

2005年2月16日水曜日

NZ 20050216 Ruakituri River

 もう何度となく出向いているRuakituri River。ロトルアからはWaikaremoanaのグラベルロードを通過するため、川までは5時間コース。なのでいつもWaikaremoanaのキャンプ場に泊まっていたけども、今回はWaikaremoanaを越えた海側、Wairoaという街で泊まってみました。Ruakituri River周辺にはガソリンスタンドが無く、Waikaremoanaキャンプ場のガソリンスタンドは平地の1.5倍の値段。なのでいつも給油のためだけに10kmほどの遠回りをしてWairoaに寄って、川とキャンプ場を往復してたのです。
 しかし、Waikaremoanaには目もくれずRuakituri Riverだけで釣りをするなら、Wairoaは断然便利!と今回判明。なんと30分程度で川の入り口になるTe Reinga Fallまでいける!今回泊まった「Riverside Motor Camp」は立地上Waikaremoanaに比べると趣きには欠けるけど、清潔でこれといった不満はなし。街は短期滞在なら全く不自由しないくらいの店はそろってるし。もっと早く知っていれば・・!

 NZの滞在期間も残りわずか。帰国の準備などもあるので、釣りに関しては今日と明日を大好きなRuakituri Riverで最後のチャレンジ、あとはお土産の鱒燻製を受け取りにツランギに行くついでにTongariroにもう一度行くかどうか・・という考え。
 珍しく早く(6:00)に起きていそいそとシャワーを浴びるなどして出発。朝もやのかかる川や牧場の景色はいつもとは一味ちがい、それはそれでなかなか。目的のErepeti Bridgeには8時に到着という気合。

 いつもサカナが出始めるポイントまではパス。
 このポイントでは絶対的な威力を発揮してくれる深く沈めるシステムをセット。インジケータから2mほどの位置にヘビーウェイトニンフ、さらに50cm~1mほどティペットを足してトレーラーで#14の食わせ用ニンフ。
 釣り始めて早々、ヒット!さらに同じポイントで2尾目もヒットと好調な出だし!

 両岸は50mほどもあろうかという谷を川が流れる地域、9時半をすぎても陽の光が入ってきません。そのことも幸いしてるのか、開始わずか2時間で6尾も釣れました。中には60cmオーバーもいたし、今までどんなに頑張っても何度かけても何故か釣れなかったブラウンも一尾。3ヶ月釣りする中で過去ブラウンは一尾、これが2尾目!(^_^) 宝くじに当たった・・というと大げさだけど、スピードくじに当たったくらいの気分にはなってしまいます。

うれしかったので、ちょっとポーズをとってもらいました。。

  実はあまり長距離釣りあがったことがないポイントで、陽が射し込むようになった10時頃からは今まで入ったことのない地域。少し釣れるペースが落ちたけど、よいプールではほぼ狙い通りに反応してくれます。
 前半は比較的谷間が狭いのですが、このあたりからは少し開けてきました。前半は遡行不能となる場所ではかならず、右岸側の斜面に踏み跡があって少し上のポイントに巻いていけるのですが、斜面は急になりパッと見ではもう道はなさそう。この地域も水量が多ければ入れないかもしれない・・けど渇水のおかげで難なく遡行できてしまいます。
 太陽が昇って初めて気がついたのは、雲ひとつ無い快晴。釣果に対する影響がどうこうというより、こういう日の釣りは大好きです。

青空。浅く見えるけど、左側の流れは水深2m。

  また60cmオーバーのレインボーが釣れ、2尾目のブラウンも釣れてしまう。このペースなら、NZに来て以来最高の釣果は確実です。10尾を釣ったところで昼。いつもどおりのクッキーでの簡単なエネルギー補給も、今日は心なしかゆとりがあります。
 はっきり言って、大釣りパターン!「まじめに釣り続けてれば、いずれでかいのもかかるだろう・・」と当然のように思ってしまいます。ここのところ釣果にはそれほど恵まれない釣りが続いてたことも忘れて、すごい余裕。

 束の間の休憩の後、釣り再開。
 すごいパワーのサカナがかかり、食った直後にジャンプ!プールの流れ込みの白泡まで15mほども行ってしまったかと思うと深くプールにもぐったりで暴れ放題。このサカナもぱっと見で55cm~はありそうだったけど、3度目のジャンプでフックをかっさらっていってしまいました。。本当にこの川はバラシた後の気分がなんともいえません。無事ランディングできたときはもちろん嬉しいけど、バラシたときも思わず笑ってしまうのです。

サカナを左に向けてしまうのは、日本人だから?

 さらに2尾を釣ったあと、快調にまたヒット!午後も絶好調キープ。
 流れの緩いプールだけど深さがあるので最深部にもぐって出てこない。ブラウンっぽい引きだなあ・・と思いつつ、なんとか水面まで引っ張り上げるとやはりブラウン・・でかい!60cmをゆうに越えて70cm近くありそう!
 ここまでにかなり釣っていたのでバタバタするでもないけど、とにかく重い!地味にグイグイと下流に引っ張っていく感じで抑えが効かない。10mほどズルズルと引っ張られながら、ランディングできそうな浅瀬に引きずり込もうと寄せにかかるのですが、止めることができずにその場所を通過してもう少し行くと下流の瀬に落ちてしまいそう!速い瀬が20mほども続いて下のプールに流れ込んでいて、そんなとこに逃げ込まれたら絶対ランディングは無理!
 「やけくそ!」という気持ちでドラグを強めて、ブラウンと綱引き。しかしグニグニとブラウンは下流を目指し、抑えるのも限界。「ああ、、ライン切られて終わりか~・・」と諦めかかっていると、

 ”バキッ!”  ・・・「は?」

 なんとロッドが折れてしまった!(^_^)
 即座にティペットも切れてブラウンは脱出。

 3ピースのバット側のジョイント部分でスパッときれいに折れてしまった!な、なんでライン切れないでロッドが折れる!(^_^)

カッターで切ったような断面でスパッと折れてしまった。。
またも・・さよならカムパネラ・・。

 NZにきてから3ヶ月、この一本のロッドだけで釣りしてました。トップガイドには溝が掘れてしまい、ラインの傷みと相乗効果でキャストが決まらなくなり、結果力が入りすぎた右手には固い”マメ”ができてしまいました。日本に帰ったら性能のよいSICかメノウのガイドに付け替えてやろうと思っていたのに。

 しばしその場で休みつつ、この後どうしようか考えました。とりあえず今日、そして残りの数日間。
 とりあえず今日は戻るしかない、、。
 問題は明日以降。明日もRuakituriで釣りするつもりだったから、Wairoaのキャビンを2日間とってしまった。結局いつかは買うんだろうから、街に戻ってNZ製KILWELLあたりのロッドを自分のお土産も兼ねて買おうか・・とも思いました。
 でもNZでの釣りもあと1・2回。今日大物をかけたことも、ロッドが折れたことも、この3ヶ月間のNZでの釣りの幕引きにはふさわしい出来事のように思える!

 川通しでクルマまで戻る道すがら、今日でNZでの釣りを終えようと決めました。
 それでこそ、「最高の釣り旅だった」と後で思えるような気がしたのです。

 クルマについて、汗だくながらもすっきりした気分。エアコンを入れようとエンジンをかけると・・かからん!
 自分でも信じられないことですが、数日前にもツランギでライト点けっぱなしでバッテリーあがったばかりなのに、またもライト点けっぱなしで釣りに行ってました!しかもここは山奥もいいとこ。電話を借りに民家に行くにも相当かかりそう。。
 まあ水はいっぱい積んでたのでなんとかなるか・・と、着替えて民家を探しに行く準備をしてたら、ラッキーなことにクルマが通りかかった!このチャンスは逃がせん!とパンツ姿で路上にでてクルマを止めて事情を話すと、、「おれはブースターケーブルを持ってないから、知り合いを訪ねてケーブルを借りて戻ってくる」とのこと。山影に消えていく彼のクルマを見送りつつ、「待ってて大丈夫なのか?」とも思いつつ、着替えの続き。
 すると15分ほどしたら仲間の四輪バギーを引き連れて戻ってきた!
 本当にKIWIのフレンドリーさには心を打たれます。助けを求めると、こちらが期待する以上に親切にしてくれる。些細なことではあったけど、このときも涙が出そうなくらい嬉しかった!


本当にありがとう。

  過ぎてしまえは早いもので、NZでの滞在期間は残り4日間。(2/17現在)
 帰国の準備などもしなければならないから自由になる時間はわずかだけど、釣り以外のNZのよさを少しでも多く感じて帰りたいと思っています。

2005年2月14日月曜日

NZ 20050214 燻製

 ほそださんが帰国して中一日。鱒のスモークを求めて?Tongariroに2日間チャレンジしたものの不発だったのがどうも気にかかっていました。
 私の滞在期間もあと一週間。スモークのメニューは1日、4日、7日かかる3パターンがあり、ほそださんから聞いた話でも時間かかる7日が一番いいとのこと。となると今日釣らなければ帰国に間に合わない。ということで、にわか雨の予報ながらTongariroに行ってきましたよ。

 ツランギに12時に到着。ライセンスを買いに釣具屋に。そして早速川に向かおうとクルマのキーをまわすと・・エンジンがかからん。。あ、雨だったんでライト点けてそのままライセンス買いに行ってた!うわ~せっかくTongariroのそばまで来てるのに、下手したら釣りできないかも。。
 公衆電話を探してレンタカー屋に電話。AA(日本のJAFみたいなもの)に繋いでもらってバッテリーあがったので来てくれるよう頼むのですが、電話ではうまく伝わらない。。AAのオペレーターも業を煮やしたか、周りに誰かいれば代わってもらってくれ、とのこと。しばらく電話してたので、後ろにはマオリのごつい男が並んでました。「うむむ、こやつに頼むのはどうも・・」とためらっていると、男は何を勘違いしたか私に気を遣って「大丈夫だからゆっくり電話してくれ」と言ってどっかに行ってしまいました。あらら、結構親切な人だったか。でも間もなく、親切そうなナイスなミセス?が並んだので迷わずお願い。オペレーターとしばしやりとりした後に、わざわざAAとの待ち合わせ場所に指定したというビジターセンターまで連れて行ってくれました。みんなフレンドリーだよなあ。 

 30分ほどでAAから手配されたらしいトラックが到着。ツナギを着たじいちゃんがあっという間に直してくれました。
 1時間以上ロスしたけど、川には向かえるぞ!

 先日一尾かけたHydro Poolの上流あたりに直行。
 人気のHydro Pool自体には今日も2人。まあ私は上の流れ込みに行きたかったので気にしないで入りました。
 すると今日はどうしたことか、始めてものの10分ほどでヒット!46cmのアベレージサイズレインボー。やったやった、スモークの獲物が釣れたよ。釣具屋で買っておいたフィッシングバッグ(ビニール袋)にサカナを入れて、さらに追加を狙います。

 一尾釣れると川も違ってみえてくるもの。流速の速いプールへの流れ込みで粘っていると、10m以上先で普段なら見落とすようなライズ発見!ときに釣り人の動体視力は驚異的に働くようで、ブラウンの模様まで見えた!(思い込みかもしれないけど) しかもよくみると数箇所で何尾かライズしてる。
 ニンフを流しても全く反応しないので、仕方なく?ドライに。
 #10のカディス、、追って口が開くとこまで見えたけど追い切れず!
 #8のマドラーミノー、#8のスパンボディー(シケーダを巻こうとして諦めた失敗作)・・とほとんど変化のないローテーションをしてると、、水面でグニョリと魚体をあらわにして食った!しかし瞬間バラシ・・!
 これは悔しかったなあ。思わず大声で呻き声をあげると、いつの間にか後ろにいたHydro poolの釣り人の一人が「良いチャレンジだ」と褒めてくれて妙に嬉しかったけど、釣っておきたかった!やっぱりドライは楽しいよなあ。

 その後2時間くらい粘ったけど釣れず、結局虎の子の一尾を持ってスモーク屋に。
http://www.alpinesmokehaus.co.nz/trout.php (*つぶれてしまった?リンク切れ 20110101)
 7日間かかる、美味しくできるコースを頼んだところ、「このサカナは小さいから、4日間のコースが一番合っていると思う」と店のおじさんに言われてしまいました。。がっくり。7日間コースを頼むにはでかいサカナを釣らなければだめなんですな。(^_^)

 バタバタした一日だったけど、とりあえず目的は達したので満足だ!
 スモークはほそださんにお土産であげますので、楽しみにしててくださいよ。

#
 気が緩んだか、生活に慣れたせいか、病気だのバッテリーあがりだのトラブル連発だなあ。でも否応なしに現地の人と複雑なコミュニケーションすることになって、いい経験だったかな。
 Tongariro、ライズしてるのにはびっくりしました。しかもシケーダにアタックしてくるとは。日本を出発するときにはセミでの釣りに憧れてたくらいだから、あれが釣れたりしたら最高だったけどな。惜しかった!
 とりあえず、いろんな事件の末に短時間の釣りで、目標のスモーク用のサカナは釣れたからいい一日でした。もっとでかいサカナだったらもっといい一日だったかな。

親切に助けてくれたのが手前の赤い服の女性。

バッテリー充電中。

どこぞから現れた犬が川へ案内してくれました。。

ここ掘れワンワンですか。

奥の流れが急な場所で、豪快なライズ。
しかもドライに出てびっくり! 

燻製にしたレインボー。
NZでキープしたのはこの一尾だけだなあ。

2005年2月12日土曜日

NZ 20050212 ほそださん帰国

 オークランド空港までほそださんを送って、無事出国するところまで見届けてきました。。
 いろいろな釣り場を見ていって欲しいあまりに、かなりハードな行程になってしまったので、今頃彼は機内で熟睡してることでしょう。

 「Curtis Creek 随想」でほそださんがメモされてるとおり、かなり釣りとしてはキビシかったというのが5日間の釣行を終えての感想です。
 晴れの天気に合わせて4日目にスケジュールした大本命河川「Ruakituri River」だけは会心の釣りだったと自分では思ってます。(釣った数うんぬん別にして、醍醐味は味わってもらえたかなあ・・と。) ただ、それ以外の釣り場は期待に応えてくれませんでした。

 いろいろ考えはあったのだけど、この場で言い訳はしますまい。。苦心して休暇をとられたほそださんに十分満足して帰ってもらえたかどうかを考えると、今夜は寝付けそうにもないけども。。

 釣りに関する鬱憤はさておき、この7日間は個人的には非常に楽しい時間を過ごさせてもらいました。はるばる日本から訪ねてくれる仲間がいるなんて、こんな嬉しいことはありません。2ヶ月ぶりに日本語で会話ができることがうれしくて、他愛のないことを喋りまくってしまいました。
 NZに来て以来2ヶ月少々、ほとんど「寂しい」などと感じることもなかったのですが、ほそださんが帰った今日はさすがに孤独感を感じますね。 

 いい歳した男2人で修学旅行気分とでもいうか、近年感じることのなかった非常に稀有な楽しみを味わえたなあ、と思ってます。
 うまいものもご馳走になってしまったし、お土産にもらった芋焼酎は現在美味しくいただいております。
 いや、本当に楽しませてもらいました。今度釣り場でライズでも発見したら譲りますよ。

#
 ほそださんがNZにきてる間はBLOGのアップデートも休んで連日朝から晩まで釣りしてました。自分が寝たあとで、ほそださんは自身のBLOGを更新してたみたいですね。当時の釣行記は本編に後から書きました。
 前半の釣りがサカナに見放されてたので、あまりゆっくりしてる余裕もなくいろんなポイントをめぐりました。。まあ元から、いろんな川を見てもらおうと、ムルパラ、Rangitaiki、Ruakituriは回ろうと思ってたので、結構ハードな行程になるのは分かってましたけどね。
 自分自身の釣果も下降線だったムルパラは除いて、最初にRuakituriに行ったら組み立てもガラッと変わったかも。
ほそださん以上に、人を案内することを自分自身が楽しんでしまった感じがしますね。いやあ、懐かしい。

ロトルア湖で、サカナをみせるほそださん。
水が白い帯状に見えるのは、川からの流れ込み、水温がすごく低い!

Hopuruahine Streamで

空港からの帰り道、橋からクルマが落ちたとかで、野次馬に混ざって一枚。

2005年2月11日金曜日

NZ 20050211 Rangitaiki River

 ほそださんの釣りは5日目のこの日が最終日。
 どこに行くかとても迷うところでしたが、これまでの話の中で「Rangitaiki Riverに興味がある」とのこと。自分としては「釣りづらい」、「釣れたことがあまりない」ポイントなので、大丈夫かな~という不安を抱えての出発。まあ方角的にはTongariroに向かう形なので、RangitaikiがいまいちだったらTongariroでスモークの獲物を狙うんでもいいかなーなどと話しながら。。

 ライズがあれば小さい鱒はドライで釣れたりするのですが、残念ながら不発。
 でも深くてどんよりとした流れ、ほそださんは嫌いではないと言ってますが、私のほうが根負けしてしまいわずかな時間竿を出した後に森を抜けてタウポ経由Tongariroへ移動。

 ツランギでライセンスを買う際、店員にポイントを尋ねると3つのプールをピックアップしてくれました。
教えられたプールに行ってみると、確かにどこも大物が居そうな場所ばかり。まあTongariroはどこでもそう見えるかもしれないけど。
 強風にあおられながら二人とも黙々とキャストしましたが、全然だめ。3つのプール全て1時間以上は二人がかりで試したものの、結局釣ることはできませんでした。。
 こうなると釣れても釣れなくても、ほそださんの興味が向いたRangitaikiで粘っていたほうが良かったかな~などと後悔してしまいますが後の祭り。

帰国準備のほそださん。
20kg制限の預託手荷物、28kgを詰め込んで堂々と旅立って行かれました。。 

 その晩はメキシコ料理の店ですっかりご馳走になってしまいました。
 たいした案内もできずに恐縮してしまいます。。

 私も今回知ったことですが、NZの2月は日本の8月。観光するには夏真っ盛りのハイシーズンですが、やはり釣りするには日本同様、難しい時期に入ってるんですね。
 初日の釣行記にも書いたことですが、やはり1ヶ月半におよぶバケーションシーズンは、NZ国内あるいは世界の釣り人が集まる時期で、相当スレてしまってる印象。思い返すとやはり12月の釣りは相当アバウトにやって釣れてたし。
 あとは渇水の影響が大きいですね。サカナが大きいだけにこれは日本以上かな。。

 言い訳してしまいました。(^_^)
 結果、釣りは4日目のRuakituri Riverは楽しんでもらえたと思うのですが、それ以外は釣果面はいまいちでしたね。
 でも次回のNZに活かしてもらえるよう、(チープな)食事や生活そのものの面でいろいろ楽しんでもらえてれば、と願って止みません。
 私自身は非常に楽しませてもらった感が強く、残りわずかとなったNZでの生活に彩りを添えてくれたなあ、と感謝してます!

2005年2月10日木曜日

NZ 20050210 Ruakituri River

 ようやく、私自身も楽しみにしていたRuakituri River。
 この川は本当に大好きです。どのポイントから入ってもそれぞれ違ったシチュエーションでダイナミックな釣りが楽しめるし、アベレージサイズも大きい、ブラウンの比率も北島にしてはかなり高い。川を取り囲むロケーションも自然溢れるNZの中にあっても特に素晴らしいと思う。
 前日テントではなくベッドで寝たので疲れもすっかりとれ、まさに意気揚々の出陣でした。

 Erepeti BridgeとSmith Bridgeの2箇所からが入りやすくて良いポイント。上流にあたるSmith Bridgeからず~っと釣り上がるのが一番好きな釣り方ですが、このところの渇水で渓相の迫力が3~4割減という感じ。釣りも厳しい状況になっているので、先回深く沈めて釣るという新感覚を味わったErepeti Bridgeからの流域に入って、いい釣りが出来るようなら一日そこで・・と思いつつ釣り場に向かいました。
 しかし!なんと先行者。。川のキャパは十分なので、自分的には先行者がいて後を追う形でもいい釣りできる気はしたのですが、ほそださんはやはり先行者がいることに良い印象を持っていないようなので、上流のSmith Bridgeに移動することにしました。

小高いバンク上から私がサカナを探し、ほそださんにチャレンジしてもらったポイント。
大物を求めて人が集まる川なので、渇水するとすごく難しくなります。

  これまでの釣りで容易に予想できましたが、やはり渇水。サカナは随所にいるのですが、アプローチがすごく厳しくて全然釣れない。。
 それでも大プールの流れ込みのポイントでほそださんヒット!しかしサカナが下流に走ってラインがゆるみ、ロッドにラインが絡み付いてラインブレイク。
200~300m続く浅いプールは非常にサカナを見つけづらい場所。私は左岸のバンクにあがってサカナを探し、ほそださんにチャレンジしてもらいますが、相当スレているのかいい流し方ができててもサカナは逃げるばかり。

 2kmほど釣り上がってWillow Flatと呼ばれる入渓点。この後も延々と変化に富んだ好渓相が続き、いつもならここから本番!というところ。しかし釣りのペースが上がらずにきており、ここで辞めないとErepeti Bridgeからの流域で釣りができないので、思い切って移動。

 Erepeti Bridgeに着くと、朝みた先行者のクルマがまだいました。でも気にする必要はないと信じて入渓。
 しばらく歩いて「さあ、ここらへんから釣りだ!」というところでほそださんダウン。上流での帰路、直射日光にあたりすぎてバテてしまったとのこと。連日の釣行も含め、ちょっと無理をしすぎたかなあ、、と反省しましたが心配をよそに15分ほどで復活。良かった良かった。

 ここからのRuakituri Riverは期待したとおりでした!
 ほそださんは4、5尾のサカナをたて続けにかけてはバラシ。(^_^) でもこのランディングまでの難しさがまさにRuakituri Riverの醍醐味!ほそださんの興奮が伝わってきて私も嬉しくなります。


この流れで50cmオーバーとのファイトは楽しい!の一言。

NZらしいフライフィッシングの情景ですな。

  私もでかいブラウンをかけることに成功!強い流れに負けて下流のプールに落ちてしまったのですが、根性で追いかけてもうちょっとでランディング・・というところで竿にラインが絡まって午前中のほそださんの二の舞。なんでかブラウンには縁がないんだよなあ。。

 そんな折、ほそださんはついにグッドサイズをランディング!56cmのレインボー!
 いやいや良かった良かった。

何尾かばらした末のランディング。
この”バラシ”のプロセスが楽しい川だったりします。(^_^)

この流域に入ったのが3時近く。5時くらいにはクルマに戻らなければロトルアまでの帰路は真っ暗闇の山道になるのですごく危険。とても名残り惜しいのですが退渓することにしました。
帰り道は薄暗いのと霧がでてしまった関係でスピードがあがらず、結局暗闇の山中を走ることになってしまいました。(^_^) ロトルア着は12時近く。
 できればもう一日Ruakituri Riverで遊びたかったですね~。


戻り道沿いに馬。

2005年2月9日水曜日

NZ 20050209 Lake Rotorua

 ほそださんとの二人三脚釣行も3日目。お互いにそろそろ焦りが出てくるものです。
 とはいえやはり早朝起床はきついもの。荒れた食生活に慣れた自分は別として、普段はしっかり3食とっているというほそださんにはテイクアウェイやガソリンスタンドでのファーストフード生活は堪えるかも。釣り場での昼食はクッキーだけだったりするし。

 毎朝目覚し時計を二人ともセットするのですが、ほそださんの反応は驚異的です。

1. 自分の目覚ましに気が付かないで眠り続け、私が彼の目覚ましを止める
2. 自分で目覚ましを止めたな~と思っていても本人それは無意識で、眠り続ける。後からきくと、目覚ましを止めたことを憶えてない。

 のどちらか。
 こちらで使うために買ってきた目覚ましらしいのですが、彼は結局まともに自分の目覚ましの音を聞くこともなかったようです。

 天気が良くなる3日目。早朝(深夜)からRuakituriに向かいたい気持ちもあったものの、体調崩しては元も子もないので自重してゆっくり起床。泊まり予定のWaikaremoanaまでは3時間かかるので当日の釣りは非常に中途半端。そんなわけで初日からほそださんが気にしてる様子だったロトルア湖のインレットをやってみることにしました。私も初チャレンジ。


遠浅です。水着なら泳げる。

 どうも湖の釣りは「釣れない」というイメージが強く、正直気乗りはしてなかったのですが、やけにアグレッシブなこの日のほそださんに連られて根性でディープウェーディング。
 水温の高い湖水に立ちこんで、かなり冷たい流れ込みの筋に向かってキャスト・スイングの繰り返し。。魚っ気なし。。ほそださんはこういう釣りも好きなようで延々とキャストしてますが、自分は早々と飽きて岸際のブッシュを狙うことに。するとインレットに向く形で一尾発見!あまり食い気はないようですが、ウェイテッドニンフ+小ニンフ、ウェイテッドニンフ+マーチブラウンでリトリーブするとたま~に追ってくる。数回目でヒット!ランディングして一息ついているとサカナがさっきより増えてる!じっとしてると5~6尾のサカナが集まってきた。同じやりかたでニンフをリトリーブするとやはりたま~についてきて面白い。しかし一尾ばらして、その後は反応が減ってきた。。
 さすがに疲れたか、いつの間にかほそださんが背後に戻ってきていたので選手交代。私が散々チャレンジした後なので厳しいかな~と思ってたのですが、なんと釣ってしまいました!45cmほどのレインボー。

おめでとうございます!

 まだサカナは居るのですが、このとき既に昼過ぎ。ここで粘って何尾か追加するよりは、Waikaremoanaのキャンプ場に早めにチェックインして湖周辺の小川もやってもらいたかったので移動。そのほうが釣れる可能性も高いと思ったのですが。。

 Waikaremoanaまで長い砂利道の移動、ほそださんはFish&Chips、私はハンバーガーで腹ごしらえ。キャンプ場には4時頃に到着して再度釣り仕度。もう少し早く到着できれば流程が長く、大釣りできるチャンスがあるWaiotukupuna Streamに行ってみたかったけど、時間が遅いので短い区間で魚影の濃いHopuruahine Streamとライズ期待でMokau Streamに行ってみることにしました。
 しかしこれが大失敗。いつも何尾かは釣っているHopuruahine Streamでは魚影を確認することすらできず、Mokauのサカナがいつも溜まってるプールは最初こそ良いライズが何度かあったものの時間を追うにつれライズが消えうせていく始末。 Mokau Fallの滝つぼも良いポイントではあるのですが、暗くなってきていたこともあって断念しました。これならロトルアで他のインレットなどを試してたほうが面白かったかな。

 いつも一人のときは$10のテントサイトなのですが、今回ほそださんが手荷物の重量の関係でテントを持ち込めなかったので同キャンプ場内の釣りロッジに宿泊。2人までは$40なので、一人だと割高感が強かったけど、二人泊まればテントサイトの2倍。まあ立派な設備があるわけではないけど、やはりテントで寝るのとベッドで寝るのとでは雲泥の差ですからね。。
満天の星空のもと、気ままに釣り歩ける幸せを感じつつビール飲んで、清潔なベッドで寝れるのは最高だなあ。


釣りのベースにいい感じですよね?

2005年2月8日火曜日

NZ 20050208 Tongariro River

 ほそださんのNZ2日目。天気予報は「にわか雨」なので、Ruakituriは見送ってサイトフィッシングをほとんど必要としない大河Tongariro Riverに。ここではお土産用のスモークを入手するという目的もあるので、なんとか釣りたいところでもありました。
 ツランギのスモーク屋はあっさりと見つかり、開店時間が5時までであることを確認。それまでにサカナを釣って持ち込まなければ!(^_^)

 最初は前に来たことがあるRedHut Bridgeから入渓。バイパスの浅い流れでサカナを見つけてやろうという魂胆、入って早々のポイントでサカナを発見。ほそださんがダウンで狙いますがフライを数回無視したあと逃走。釣れそうなサカナに見えたのですが、もしかしたら既に見つかってたかもしれません。

浅い場所ほど丁寧なロングキャストが大事。

  サイトで狙い撃ちを期待した浅い”バイパス”ではサカナはさっぱりいなくて、狙いの絞りづらい本流に。
そこでほそださんに待望のヒット。サイズは小さかったですが、一尾は一尾。
 流れのゆるい大きなプールではねらい目のサカナを発見したのですが、釣れませんでしたね。やはり辛抱強く、流芯の深みにニンフを流すほうが釣れる可能性は高そうかな。。

ランディング中。

 ガイドブックを開いてクルマで少し下流のポイントに移動。Hydro Poolはかなり人気のようで、対岸のバンク上から二人、ディープウェーディングで一人立ちこんでます。よっぽどいいポイントなのだろうと気にはなったのですがそこを見送り少し上流から釣り下り。
 ここでもほそださん小型のレインボーをキャッチ。惜しいところなんですけどね~。
 スモーク屋が閉まる5時をすぎた頃、ようやく私のほうにもヒット。やせ気味とはいえスモークサイズでしたが時すでに遅し。

まさにTongariroな釣りスタイルです。

  イブニングまで粘ればライズが狙えるかな~という気持ちもあったのですが、ウダウダと7時半くらいまでライズ待ちしたあと結局退散。実は私も腰がかなり調子の悪い日だったので、あまり粘れませんでした。

 うむむ、どうも期待どおりの釣りはできてない。。ほそださんも2日目にして疲れがピークにさしかかっているような、、。(^_^)
 できれば3日目は朝からRuakituriでスカッとした釣りがしたいけど・・早朝に起きて出発はきついだろうなあ~。

2005年2月7日月曜日

NZ 20050207 Waihua Stream

 前日夜にほそださんがNZに到着、一晩あけた釣り初日。
 期間中の天気予報はどうも冴えない感じだったのですが、オークランド空港でほそださんの入国を待つ間にテレビで放送される天気予報では3日目あたりは「晴れ」に予報が変わっていました。

 スケジュールはほそださんが来てから相談するつもりでしたが、以下のようなことは漠然と考えてました。

①絶対おすすめのRuakituri Riverは外せない。ほそださんが気に入るようなら二晩キャンプして、キャンプ入り初日はWaikaremoanaの小河川で釣るとしても2日間をRuakituri Riverで釣りしたい。
②有名なムルパラの釣り場は日本的な渓相。釣りも面白いし、「最初のサカナ」は一番釣りやすいだろう。。
③「鱒のスモーク」をお土産にしたいとのこと。そのスモーク屋がツランギにあるので、ほぼ必然的にTongariroも1日。Tongariroは大きくて難しい川だけど、魚はいるしでかいのも狙えるからいいかも。

 心配だったのは、12月中旬から1月末までのクリスマス休暇・夏休みシーズンの直後で、どの川もかなりサカナがスレてきていること。
 あとは渇水。直前一週間はにわか雨が続いたので、下見では増水を心配してたくらいなのですが、水況に変化を与えるほどの雨ではなかったようで、自分がNZにきてからも最低レベルの水量でした。
 とはいえ、釣果についてはどの川でもそこそこは釣れるだろうと楽観視してた節さえありました。

お土産にもらった芋焼酎と車内で聴くカセットテープ。

 そんなわけで初日は最初の一尾を確実にとってもらおうとムルパラ・Waihua Streamに。
 1月以降なぜかサカナの付き場が極端に限定され、アクセス可能な範囲では最上流域まで行かないとさっぱり魚影も見えなくなってしまった川ですが、この日は入渓早々から数尾のサカナを発見。一瞬期待したものの、やはりそれ以降はほとんどサカナの姿を見ることはありませんでした。
 前半で私は一尾ばらし。まあこんなもんでしょう。

上流プールの流れ出しでかけ、下流のプールに走るのを止めようとドラグを強めてバツッと。

  晴れていればサイトフィッシングが楽しい川ですが、この日はどんよりとした曇り。渇水でサカナの警戒心は高く、非常にバランスの悪いコンディションでした。
 まだ初日ということもあり、前半のほそださんはやはりポイントに近づきすぎ。あまり口出ししないようにと心がけていたのですが、「なるべく遠くから」ということはかなりしつこく言ってしまったかもしれません。でも最上流部にさしかかるあたりではかなり離れてキャストするように意識されていたようで、そのあたりはさすがです。

 遡行止めの滝までの数百メートル、良いプールが連続していつも良く釣れる場所ですがこの日はいまひとつ魚影が少ない。。それでいて、前回驚かされたやつと同一と思われる巨大ウナギは近所のプールで発見。。
 最終ポイントに近づくところで、ほそださんが流れ出しにサカナ発見!前を歩いていた私は気が付かなかったのに、初日でサカナを発見するとはたいしたものです。ほそださんがニンフを流すと一発で追ってきてバシャッとライズ。しかし追いきれてなかったようでのらず。しかし鱒には全然疑われてないようなのでこれは「いただき」パターン。
 水面にサカナが出たのでほそださんはドライを試したかったようですが、ドライではまず出ない場所なので我慢してもらいニンフで再キャスト。すると今度は反対側に流れたフライを追ってまたもライズ。今度も口を開けてるのがはっきり見える豪快なライズでしたがこれものらず。その後は怪しまれたか、サカナは一切反応しなくなってしまいました。45cm~50cmのサカナが2尾餌待ちの絶好機でしたが、これは惜しかった。

日本で釣りしてるみたいですな。

  結局この日は二人ともボーズ。初日に一尾は釣ってプレッシャーから解放してあげたかったのですが。
 日本からのフライト、到着後も長距離移動の連続、そして初日から数時間の釣りあがりと川通しの退渓。かなり疲れてしまったかも。
 NZには珍しく異常に蒸し暑い日だったので、私も汗だく。まあそれでこそビールが美味いというもんだ~。