2008年2月7日木曜日

NZ 20080207 Ruakituri Addict 2年越しの想いを果たす

WAIROA "Riverside MotorCamp"にて

 昨年訪れたとき、濁流と化していて釣りを断念したRuakituri River。
 日本とNZしかしりませんが、「世界一好きな川」といえるかもしれません。当然今回も北島の釣りのメインに据えているわけです。
 前日下見した感じだと水は少なめ。にも関わらずなぜかいつもより少し濁りが気になる感じかな・・でも釣りするうえで全く問題ないコンディション。

 7時前に宿を出て、8時前には目当てにしているErepeti Bridgeに到着。先行者はなし。少し肌寒いと感じたので、長袖を着ていざ出発。

 Matauraのライズには驚いたけど、Ruakituriの釣りはそれこそ日本では絶対味わえないものと思います。かけてからのサカナとのやりとりが、本当に楽しい!入渓して間もなくに、ワンポイントで数尾が釣れることもある超大場所が現れるので、早々に期待が高まるのですが、、なぜか不発。
 そこでアヤがついたわけではないだろうけど、午前中はさっぱり。これでもかっていうぐらいに無反応。途中30分ほど雨が降ったこともあり、いくら気に入っている川とはいってもやる気が失せそう・・。

 さらに悪いことに、なぜか底石がいつも以上に滑りやすく、足元に気を配るのが大変。

 川にはいってから3時間半、突然に待望のヒット!下流に一気に走って行きそうだったのでドラグを強めたところ、リードフライの結び目でブツンッとラインブレイク!
 Ruakituriはこうでなくては!!やる気復活!

 調子があがってきたのか、間もなくヒット!プールの深みにずっしり重く引き込まれ、激しくヘッドバンキング。ドラグを強めてロッドを両手で持ち直し、サカナに体力を使わせる持久戦。ようやく姿を見せ始めたサカナは、、でっかい!
 ランディングして計ると58cmでしたが、体高や横幅は湖産といっても違和感ないような、素晴らしいサカナでした。

 その後も55cmクラスが2尾連続で釣れて、いつの間にか絶好調に突入。午前がうそのよう。
 Ruakituri Riverはブラインドでニンフを流すから、釣れてないとつらいけど、釣れ始めるとRuakituriでの釣りの魅力に引き込まれてしまうんですよ!午後に入ってから3時までに7尾キャッチで3尾バラシ。この川でこのペースでサカナが釣れると、まさに釣れ続けてるっていう感触。
 2年越しで夢に見ていたような釣りを現実にでき、本当にラッキーだ!!

 Erepeti Bridgeからの釣りあがりではずっと谷深い流域なので、いつも適当な場所で引き返して川通しで戻っていました。この日も時間的には3時・・長くても4時には引き返さなければな・・と思っていました。特にこの日はAMがいまいちだったのでかなり釣りあがったから、底石がいつも以上に滑りやすいことも勘案すれば無理はできないかなと。
 でもかなり歩いてきてたこともあって、「道が近づいたりしないかな・・」などと甘いことも少し考えていたのも事実、そんな折に前方に少し開けた草原のような場所が見えてきた。。「もしかしてそこから道に上がれるんじゃあ・・」と思いつつ近づくと、、羊!!っていうことはやはり道が近い!案の定、実際に広場に立つと、上方には林道の標識が見えた!これは大発見。次からは川通しで戻る必要なし!

 とはいえ、かなり釣りあがってきたので炎天下の帰り道はさすがにクタクタ。道は川に沿うんではなく、谷の形に合わせて大きく蛇行して続くので、釣り上がった距離の3倍ほどは歩くことになりそう。クルマは滅多に通らないけど、前方からスクールバスが通過したので軽く手を振って道を避け、再び歩き始め。
 30分ほど歩いたころ、後方から先ほどのスクールバスがもどってきて、また道を避けて待っていると徐々にスピードを落として停止。窓から顔を出した運転のおばさんは「乗ってく?」と。こういうの、すごく嬉しいんですよね!RuakituriRiverでは以前にもバッテリーあがりを助けてもらったし、本当に心優しい人ばかりで、感動してしまいます。遠慮なく、Erepeti Bridgeまでお願いし、しばし貸切バスでリラックス。

 バスで送ってもらったから、時間的にも精神的にもゆとりが出たぞ!っていうことで、少し上流の道からあまり離れないポイント、Willow Flatでさらに釣りしてしまおうと移動。あわよくば・・くらいな気持ちだったけど、運よくさらに一尾キャッチできて心底気持ちよく納竿。

 Ruakituri River、やっぱり最高だ!Matauraで巨大なブラウンのライズを釣るのもすごく楽しいけど、Ruakituriでの一尾はすごく価値が高いように自分なりに思えてしまうんだよな。
 やはりいずれは、Ruakituriの上流域にあるトロフィークラスの釣り場と名高いWaiangi fall上にもチャレンジしなければ、死に切れない気がするよ。でも一度遭難しかかってるから、チャレンジには慎重を期さなければ。(^_^)?



#
 今思い起こしてもやはり素晴らしいです、Ruakituri River!
 Ruakituriの上流のWaitangi fall上、行ってみれば意外にたいしたことないとか、トロフィークラスなんて居ないとか、あるのかもしれないけど、僕自身ある種「行かなければ」という義務感に似た気持ちを今感じています。。
 ヘリで行くのもありなんだろうけど、できれば一度遭難しかかった徒歩ルートで、一泊か二泊の野営で行きたいなあ。
 そのチャンスがくるまで、体力つけておかなければ。体重も減らすぞ!

水量少ないのにちょっと濁りが強め。

随所に豪快な流れ。白泡の下には巨大鱒・・のはず。

文中の58cmはこいつです。
これだけ太ったサカナはさすがに記憶にないな。

20inchオーバーが気持ちよく釣れた!

みんなコンディションバッチリだ。

Erepeti Bridgeからいったん入ると、途中抜け道はなし。

スクールバスが拾ってくれた!感謝・・。

ありがとう。僕にとっては生涯忘れない思い出になります。

Willow Flat。

また来るぞ!

2008年2月6日水曜日

NZ 20080206 いざRuakituriに

WAIROA "Riverside MotorCamp"にて

 定番ルート、ロトルアからWaikaremoanaに。晴れた日のWaikaremoanaは爽快、アコモデーションはキャンプ場が一軒あるのみだけど、施設は清潔で快適。そのうえタイミングが良ければ、湖に流れ込む周辺の小川での釣りも楽しいし!
 だけど、ロトルアを出発したころは晴れてたのに、山道をすすむにつれ雲は厚くなり、Waikaremoanaに着くころは雨こそ降ってないけど冷たい風が吹き、湖は白波がたって「爽快な景色」とはかけ離れた雰囲気。
 仕方なくWaikaremoanaをスルーして、Ruakituri Riverでの釣りに備えての宿泊地Wairoaまで行ってしまうことに。

 Ruakituri Riverに向かう道は、Wairoaに向かうSH38が川を越える橋を渡ったところで川に沿う道に曲がっていく方向。
 橋をわたるところで何の気なしに川をのぞくと・・まっ茶色! おいおい、楽しみにしてたRuakituri River、先回に続いて濁流で釣り断念になってしまうのか??と一気に暗い気持ちになったけど、どうも水量は少ないように見えるので、「もしかしたら上流は既に濁りがとれてるかも?」とわずかな期待をこめて、道をそれてRuakituriの下見に行くことに。

 すると下流はひどい濁りだったにも関わらず、上流域は期待どおりに濁りがとれた!いや、完全にではないけど、いつもよりちょっと濁ってるくらいとでもいうか。普段から結構濁ってる川なので、歩くのに危険がない水量・透明度なら問題なし!いやあ、今年の旅はついてるぞ!

 せっかくきたのでSmith Bridge付近で少し竿を出してみることに。近所では珍しくキャンパーが。。っていうか、今考えればキャンプ禁止の場所じゃないの。まあ、自分的には別に文句ないけど。キャンパーのひとりの興味をひいたようで、普段着にウェーティングシューズをはいただけの軽装で釣り始めた自分を遠巻きに見てるのを感じます。しかしこんなときは得てして釣れないもの。(^_^)
 でも釣りには問題ないコンディションであることが分かっただけで今日は十分!なんだかんだいって1時間程度は粘ってしまっていたけど、サクッと辞めてWairoaに移動しました。

 Wairoaでの常宿RiverSide MotorCampでは、毎度"キャビン"というタイプの部屋にとまっています。
 ようやくわかってきたけど、"キャビン"というとどこも概ね「部屋にごく簡単な調理器具やベッドはあるけど、シャワーやトイレはキャンプ場共用、かつ毛布はなし。ついでにテレビもなし。」という感じのようです。いろいろ分かってくるなあ。
 このキャンプ場も本当に清潔で、快適。
 キャンプ場入り口付近のオフィスの脇には、時間制のインターネット端末が。暇だったのもあって、オフィスで$2で30分利用できるチケットを買って、天気予報などをチェック。うむ、明日からは北島は概ね良いみたい。でもTiri Tiri Matangiに行く日曜あたり、オークランドが雨の予報・・これはちょっと心配だ。

 テレビが無いので、ビール飲みながらこの日記を書くとあとはやることが無いのにも関わらずまだ明るい!このキャンプ場で過ごすコツは、ビールを一気飲みしないで、ゆっくり楽しむこと。
 ドアの脇の窓から外を眺めていると、スズメが数羽。何の気なしに窓からパンのかけらを投げてやると、大喜びで寄ってきた!ビールを飲みつつ、面白いんで何度もかけらを投げていると、いつの間にかよってくるスズメの数が15羽ほどにもなっていて、ピヨピヨと騒々しくなっていることに気が付きました。これではさすがに他の滞在者にも迷惑かかりそうなので止め、シャワーなど浴びに行った後は早々に寝ました。
 さあ、明日は二年越しの期待を込めたRuakituri Riverでの釣りだ!

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 いやさ、通りがかりに川が濁ってるのが見えたときにはほんと「またかよ!」って感じでがっかりしたけど、結果的にはあきらめずに下見に行ったおかげで釣りに支障ないコンディションだとわかって、ほんとよかった。
 Ruakituri Riverで釣りするときはWairoaから行くことにしてるけど、地図であらためて見るとGisboneからでもちょうど同じくらいの距離なのが今回わかりました。GisboneはWairoaに比べれば大きい町だろうし、そちらに滞在してみるのも良かったかもな。
 でも、Wairoaの常宿にしているRiverside Motor Campはすごく清潔感があって、静かで、快適なんだよな。

WaikaremoanaやRuakituriへの道は動物が道端にいることが多い、いわゆる田舎。

Mokau Fall。前は滝つぼで釣りしたなあ。

Erepeti Bridge。何度も思い出深い釣りしてるポイント。

カーブの先をしばらく行くと、流れが狭まりいい感じになるのです。

はぐれ羊。たまにいるんだよね。

2008年2月5日火曜日

NZ 20080205 温泉の川

ROTORUA "STATEWAY MOTEL"にて

 この日はロトルアの町中をブラついてすごすことに。日程に余裕があるのは幸せなことで、「どうしても釣りしなければ」という切迫感もなくダラダラと過ごせるのです。

 で、朝起きてまずケロシン・クリーク(Kerosene Creek)に。川とはいっても釣りではなく、このケロシン・クリーク、自然の川自体が温泉という珍しいスポットなのです。
 この"温泉の川"の存在は前から知ってたけど、釣りばかりに夢中で足が向かなかったというか。改めて調べてみたら、ロトルアからは30kmほどあるけど、ムルパラ方面に釣りにいく途中ならちょっと寄り道程度の場所。
ロトルアの町中にある温泉施設「Polynesian Spa」に行ったときは日中で、露天風呂はぬるめにもかかわらず日差しで汗だく、、という非常に不快な経験をしたもので、この日は太陽が昇らない涼しいうちに、と考えました。

 場所は迷わずに見つかり、砂利道の脇にある駐車スペースと思しき場所にクルマを停めて、森の中を流れる小川に沿った踏み跡のような道を移動。既に硫黄の匂いがたちこめており、川に近づくと湯気がたっているのが見えます!100mほども歩くと、写真でみたような滝と、15m四方程?のちょうど良い感じのプール。水着はもってきてないので、釣りするときの速乾パンツに半ズボンというイデタチでいざ入浴。濁ってるから底が見えないけど、小砂利が敷きつめられたような状態で水深は1m弱。底に尻をついてちょうど肩まで湯につかる感じ。お湯は温めだけど、よく自然の状態でこう丁度いい温度になったな~と感心してしまうような湯加減。のぼせずユックリ入っていられます。

 はっきり言って、いい! 気に入った!
 聞くにたがわず本当に天然の川がそのまま温泉で、手付かずなのがいい!無料だし。(^_^)
 正直、Polynesian Spaにはなんの魅力も感じなかったけど、ケロシン・クリークはいい!
 1時間ほどつかった後、大満足で岸にあがってカラダを拭いていると、ようやく次のお客が。。そういえば他の人は誰もいなかったんだ。だから一層のびのびとしてられたんだな。

 朝からのんびりしたうえに、日中も街中のカフェなどで時間の無駄づかい。いやあ、快適。
 NZの街中にはカフェがたくさんあって、老若男女問わず大好きなよう。サンドイッチやマフィン、スコーンをはじめ、多様なサイドメニューがあるので、ランチやブランチにぴったり。
 NZのカフェでは大きなカップを埋め尽くすほどのクリーム(ミルク?)が乗ったコーヒーが主流のようで、Flat Whiteといわれてます。でも、カフェ・ラテを頼んでも似たようなのが出てくるし、あまり区別ついてません。まあいいんです、のんびりできれば。

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 温泉の川、もっと早くに行っておけば良かったなあ。日本だったら間違いなく商業施設になってしまってるとこだな。。

 「食べられないようなモノはないけど、美味しいものもない」という感じのNZの食べ物事情、カフェだって当然際立って美味しいものがあるわけじゃあないけど、日本のカフェ以上にリラックスできる空間な気がして、いい感じです。現地の生活に溶け込んでるような気分にもなれて心地いいんですな。

森の中の小道を100mほど。

湯気がもうもうと。。


滝の真下がポイント。

お湯に浸かりながら。湯は濁ってて、温度は絶妙!

2008年1月31日木曜日

NZ 20080131 Matauraでライズ釣りまくり!

GORE"Oakleigh Motel"にて

 今回のNZで丸一日釣りをするのは今日が最初。本当は翌日2/1もMatauraで釣りするつもりだったけど、2/2にクライストチャーチ発のTranzAlpineに乗るのが朝8時。ゴアからクライストチャーチまでの距離は500km以上!ほとんどの道が100km/h制限のNZとはいえ、遅いトレーラーの後ろについたりすることもままあり、平均移動速度は結果的には70~80km/hといったところ。そう考えると、2/1は釣りしてから移動じゃダメだなと。ザックリとした計画しか立てずに行って、その場その場でようやく精度を高めていってるような旅なので、こんなことくらいはままあるのです。

 そんなわけで実質Matauraでの釣りは一発勝負。1/29にゴア周辺で試したかぎりかなり川が大きく、自分なりのMatauraのイメージ・・「ゆるやかな流れの中でブラウンがあちらこちらでライズしている・・」というのとはだいぶ違う感じ。その点、かなり距離は離れるけどもラムスデン上流あたりの流れは川幅も狭まりイメージに近い感じ。とりあえずゴアからラムスデン方面に向かいつつポイントを眺めつつ、良いとこ見つからなければ下見済みのラムスデン上流でやろうかなと。いや、前日の下見でなかなか良さそうに見えたラムスデン上流に直行しないのには理由が。。それは前の晩に有名な釣りガイドブック「John Kentの本」で予習したところ、「ゴアからCattle Flatまでの区間が世界から釣り人が"Mataura Mad Rise"を求めてやってくる区間」との記述があったからなのです。
 Cattle Flatはゴアとラムスデンの中間あたり?の地名らしく、ラムスデンに向かうにしても通りがかりと言えなくもない場所にあることだし。"Mataura Mad Rise"というのがどんな状態を指しているのか分からないし、その状態にいつでも巡りあえるわけでもないことも分かるけど、でもそういう区間を釣らずにおくわけにはいかないですからね。

 Cattle Flatと呼ばれる地域に着いて、いくつかのポイントを眺めて歩くと、浅瀬と緩やかな流れが連続していていい感じ。とりわけ「完全に牧場の中を流れている」といった雰囲気の区間にメボシをつけて、入ってみることにしました。
 しばらくはバンクの上から浅瀬を見下ろすような感じ。かなり渇水のような雰囲気があり、浅瀬の岸よりなどは淀んだ浅いプールになってしまっています。「これはサカナが付きそうにないな~」と少々不安になりながら歩いていると、よく見ればその淀んだ浅いプールのいたるところでライズ。しゃがみこんでさらに良くみていると、40cm~50cmといったサイズの結構な数のブラウンが水底の黄土色にまぎれてクルージングしてるじゃないですか。
 浅いポイントにも関わらずサカナがいっぱいいることになぜか錯覚をおこして、前回の釣行時のダブルニンフのままでキャスト。当然のことのように、着水と同時に猛然と逃げていくサカナ。。着水のインパクトを抑えるため、ドライフライにチェンジ。ブラウンめがけて#16のアダムスをキャストしたもののそれでもサカナはことごとく逃げていってしまておしまい。

 サカナはいるけども、こんな感じの釣りが続くのかなあ・・となにか腑に落ちないような気持ちでとりあえず上流に移動。歩きつつ、冷静に考えれば「あんな浅いポイントで戯れているようなサカナ釣れるわけないし、ああいうサカナを釣るのがMatauraの釣りってわけでもないよな・・」と思い直しました。とはいいつつも、似たようなポイントが現れるとなんとなく狙ってしまい、なんだかんだで1時間ほどは繰り返してましたが。

 一向に釣れないもんだからいい加減間違いに気づいて、「何かを変えなければ」と。で、「ここでは浅場に見えるサカナを追ってるうちは釣れない」と割り切り、深場でのライズ探しに集中することにしました。完全に割り切るために、極端だけど偏光グラスも外して。
 どこのポイントでも10mほどの川幅は当然のごとくあるので、その範囲で特定の場所で繰り返されているブラウンのゆっくりとしたライズをどうも見落としてしまっていたようです。大きな沈んだ木があり、いかにも良いポイントだな~と注視していると、まさにそのポイントでやはりライズ!偏光をかけて、さらに周囲をよく見ていると魚影も確認、縦列で3尾がライズをしていることが分かりました。
 とりあえず#16のアダムスをキャスト・・スルー。#16のライトケイヒル・・これもスルー。特にマッチザハッチを狙うわけでもなく、釣れないフライは次々に交換。それでもライズは繰り返され、コンパラダンにフライをチェンジして一尾目がスルー・・だめか・・と思ったら魚影を見失っていた後方のサカナが水面に口を突き出してパクン、やった!
元気の有り余っているブラウンを十分に疲れさせてからランディング、45cm。

 目からウロコとでもいうか、その一尾で全てを悟った・・というほどではないけれど、その一尾を釣ってMatauraの釣りの方法、そして面白さがいっきに理解できました。
その後は面白いようにサカナが釣れるように。浅瀬のポイントは完全にパスして、流れがゆるく平面になった水深のあるポイントだけに狙いを集中。特に水面を穿く白泡だか花びらだかが一列に流れてるような場所ではほぼ間違いなくライズがあるか、魚影が見つかるのです。
さらに慣れてくれば「いそうだな」というポイントの精度が高まって、バクバクと遠慮なしのライズを繰り替えすサカナをいくらでも発見できるという、本当に興奮の場面の連続でした。

 #14~#18のフライを適当にピックアップしてゆったりとした流れにキャスト、ブラウンのでかい口に吸い込まれる瞬間は何度見ても最高です。
 サカナのサイズも、30cm~40cmほどがアベレージとなんとなく思い込んでいたのですが、なんの釣れてくるのは45cm~55cmのパワフルなブラウンばかりでこれはうれしい誤算。流れが単純なので、Ruakituri Riverでの釣りのようにラインをぶっちぎられてしまうような激しさはないけども、のんびりとした雰囲気の中をライズを探しながら釣りあがるMatauraの釣りもそれに引けをとらないですね。

 終日天気にも恵まれて本当に良かった!5kmほどの区間を8時間ほどかけて釣り上がり、キャッチした15尾ほどのサカナは全てブラウン。初めて訪れたにも関わらず、本当に良いポイントに入れてラッキーだったなあ。
 50cmオーバーのサカナが平然とバクバクライズしていて、さらにそれがドライで釣れてしまうっていうのは、過去北島で釣りしてた限りでは想像することさえ難しい世界でした。
 北島のニンフでの釣りも本当に面白いから単純に比較はできないけど、次にNZにくる機会には南島Matauraは有力な候補だな。1週間まるまるゴアに滞在して、Matauraでの釣りだけをやってても飽きないかも。3日間滞在するなかで、ゴアの周辺の土地勘も多少はついたし、手ごろなモーテルやスーパーなどもあって、必要なものは全て揃ってることだし!

#
 いやあ、初めて行く土地で初めての川で、あれだけいい釣りができるというのは本当にラッキーだったなあ。いくらNZが鱒釣り天国とはいえ、ポイント探しはそれなりに大変なんですよね。サカナがいることは大前提だけど、Matauraのようにライズをドライで・・というのが特徴なら天候も前提に加わってくるし、それに向く流れを持つポイントはさらに限られるはずだし。
 イメージどおりの釣りができたのは本当にうれしかったです。
 "Mataura Mad Rise"というのは、この日の釣りのような「ポイントごとにライズしてるサカナがいる」というんではなく、やはり「スーパーハッチでライズの雨」のような状態を指すようです。そんな状態も経験したいけど、自分のようにできるだけ移動しながらサカナを探しながら釣りたい、というタイプにはむしろこの日の釣りのほうが楽しかったんだと思います。

 あ~、良かったなあ。。
 Matauraのほかの流域もやってみたいし、次の機会はやはりMataura中心に組み立てることになるかなあ。

下見して、ちょっとイメージちがうんで移動したポイント。

入ったポイント。流れまでは500mくらい草原を歩いていきます。

朝がたはまだ雲が多いけど、この後は快晴に。

バンクの上から。このあたりの流れはイメージとも違うし、まだ半信半疑。

こういう瀬は完全にパス。いません。

待望のファーストフィッシュはこのポイント、奥の沈み木の下流に3尾のブラウンが。

先日のブラウンとは見違えるほど良い状態のブラウン。

サイトフィッシング中心ではないから関係ないけど、川底の土色と同じ色してるな。

快晴。こういうプールが近づくたびに期待に胸躍ります。

ギャラリーの羊を気にせずライズを狙います。

ファイト中。

背中が張り出してますね。

クルマをおいた場所から一旦下流に2kmほどおりてから川に入ったので、昼ころクルマにもどって水分補給。

こういうトロンとしたプール、ことごとくライズが。

白泡の帯はサカナがいる場所。

ほんと状態のいいサカナが多いなあ。

惚れ惚れします。

金色のよう。

帰り道、クルマに向かう途中で羊が大移動。

SHEEPWASH CREEKか。。

一日中牧草食ってるなあ。