2012年8月18日土曜日

20120818 長野県・木曽川水系

 目的地の阿寺川は水質がよいことで有名。しかも木曽川水系の支流で、運がよければ念願のヤマトイワナが釣れるかもしれない!天気予報は相変わらず、東海地方一帯が午後からは不安定になる・・というもので、前日の千曲でもそのとおりの天候だったから勝負は午前中!川から最寄の高速ICになる中津川までを17日のうちに移動、人気河川ということなので早朝からアタックして天気が怪しくなる前にあがる、という作戦をたてました。

 初めての川では毎度のことだけど、どこを釣ってどこで釣りを終われるのか・・等不安があります。今年は特に信州初参戦から開拓に奔走しているので、そんなことが頻繁。昔、渓流釣りを始めたばかりの頃と似た感覚。今はインターネットでだいぶ情報を入手できるのが大きいけれど、それでも現場に行ってみるまでは感覚つかめないですからね。

 疲れがたまって朝起きるのはつらかったけど5時にホテルをでて、6時頃に木曽川との合流点に到着。
 木曽川本流はどんより濁っているけれど、合流点周辺流れ込みの浅瀬は、おそろしく澄んだ流れ。
 上流にはキャンプ場があって、そこより上流はゲートがかかっている、とのこと。主なポイントはゲートよりも上、というイメージをもっていたけど、キャンプ場までの道のりで脇を流れる川の様子をみると「岩が大きくて大変そうではあるけど、下流でも十分釣りできそうだなあ」と思わせる流れ。釣りに入ってる人の姿も見かけないことだし、上流に人が大勢・・というような状況なら下流を釣ってもいいかな・・とあたりをつけて、しばらくいくとキャンプ場に到着。夏休み中ということもあっていたるところにテントがはってあってにぎわっている様子、も朝早いからまだほとんど人はみかけず。

 釣り人はもうゲート先にも入ってるかもなあ、、と思いつつも結局そんなことわからないので、支度をしたらゲート脇を抜けて釣り場を目指しました。

 川は大きく林道から離れることもないので、初めてとはいえその点ではかなり安心。

 林道から眺める川は白い岩の河原をクリアな水が流れる、とても魅力的な渓相!なんとなく釣り人の妄想で「遠くに行けば行くほど釣れる・・」という気がして、上流にしばらく歩こうかなあ・・と思っていたのだけど、すぐに気が変わってゲートからほどない場所で入渓。

 兎にも角にも、ほんとにすごくきれいで印象的な渓相!
 想像していたよりも川の規模が大きくて、開けているので竿をふるのには一切ストレスなし。
 雨が続いているから水量は少し多めだろうなあ、という感じ。それは岩についた水位変化の跡をみても急速に水がひいてる感じが見て取れました。もっと水量が落ちると完全に「自分の理想」に近い雰囲気になりそうだったなあ。

 千曲はアブがいなかったけど、こちらは標高が低いせい?か、ときおり数匹のアブがたかってきました。でも3日前の宮城が最盛期のアブに取り囲まれて大変な状況だったのに比べると、元気もなくなって数も少ないのでほとんど気になりません。

 流れも変化が多いし、ひとつの場所でもポイントが多くて、丁寧に最初の一尾を狙っているとなかなか先に進めない!

 流れからはずれた緩い場所でときおり反応があるけど、どうも大概が10cmほどの稚魚のよう。この時期に稚魚放流?
 普通サイズを狙うポイントではさっぱり反応なし。サカナが居そうなところは無数にあるのに、ことごとく無反応。。人気河川の入りやすい場所でサカナが薄いのか、あるいはすっかりスレてしまったのか。
 なんとか一尾、イワナが釣れてきたけども残念ながらニッコウ。

 川はいうことなしだけど釣れないなあ・・というままに2時間ほど釣りあがって橋。
 橋脚下あたりでアマゴが釣れた、と思ったらすぐ上流でもいい場所で反応。何故か橋を境にサカナの反応が極端にでてきた!
 ここまでたいした距離じゃないし足跡なども一切なかったから、先行者が橋まで釣ったとは考えにくいんだけど。。でも結果的にみるとそうなのかなあ。

 大きな淵はこの上なくきれいで、「こんなところにサカナが浮いてたらなあ・・」と妄想してしまうけど、そういうサカナはさすがに皆無。
 岩の脇や落ち込み脇からときおりイワナが反応するけど、これがまたスレた挙動。
 瀬の中やプールの流れだしなどではアマゴが入っていて、教科書どおりの棲み分け。こちらは丁寧に流してると時折釣れてくるようになりました。

 こうなるとやはり「ヤマトイワナ」が狙いたい・・。

 すると枝分かれした細流の緩い流れで定位するイワナ発見!しかも色合いは茶色がかって模様もないように見える・・もしかしたら思い込みかもしれないけど、これは釣ってみなければわからない!

 一投目・・スーッと見に来たけど見切られた。。フライを#14のアントから#18の忍野フライに変更、ティペットも細くして2投目・・出た!けどスッポ抜け!イワナは下流側の石下にもぐってしまいました。絶好のチャンスだったけど、残念。
 この日の水量・コンディションではアマゴのほうが釣りやすかったなあ。
 イワナも難しいところから反応はするのだけど、スレてるのかバラしたりスッポ抜けたりで。このところの釣り、そういうの多いな。

 そうこうして延々と続く好渓相のなか遊び続けたけど、13時すぎたころになって快晴だった天気がすこし曇りはじめ、遠くで雷鳴。これは恒例の雷雨になるな・・というところで、ちょうどよく林道も近づいてきたので退渓。後ろ髪ひかれる気持ちはあるけども、なんだかんだいって6時間以上釣りしてたし十分満足。
 一路林道を戻ると途中からパラパラと雨。なんともタイミングよく、ゲート到着と同時にいっきに土砂降りに。

 着替えを後回しにして、屋根のある場所まで移動してから着替え、阿寺川を後にしました。

 4日間、ほぼ釣りだけやって過ごせるなんて、ほんと久しぶり。
 釣りすることには理解がある嫁さんには感謝だなあ。

 阿寺川は横浜からの日帰りはきついけど、一泊でもう一度行ってみたいなあ。上流も気になる。。代休が3日間あるから、9月上旬はまた釣り遠征ができるけど、天気さえよければ目的地の第一候補かな。夏の雷雨シーズンは過ぎても、今度は台風との兼ね合いが気になるけど。

 まずはいい川を経験できて、本当によかったなあ。

林道に沿ってクリアな水の流れと白い岩の河原が見える。

入渓した場所から下流側、朝モヤを朝日が照らしてます。

予想外の好天。開けていて、いい渓相だなあ。

ダイナミックなポイントが連続するなあ。少し水量多いかな。

ほんとに延々といい渓相。

流芯からはアマゴ、イワナは石の脇と、教科書どおりに棲み分けてます。

今日に関してはアマゴのほうが若干釣り易かったかな。

気が付いたらイワナの写真を一枚も撮ってなかった。。

この景色、岩の向こうには良いプールがありそう。

前の写真の先に現れたプール。木陰もあって、絶好の流れだな。

すごい印象的な流れだった。
大きな淵で、サカナ浮いてればもっといいけど・・なかなかそうはいかないみたい。

2012年8月17日金曜日

20120817 長野県・千曲川水系

 8/15-8/18まで4日間の釣り休暇、初日となる15日を宮城で釣った後で実家に泊まり、2日目以降の天気の様子をチェック。
 当初目指していた秋田~青森周辺はずっと雨の予報。一方、関東・東海は曇りか晴れのマークが並んでいる。。
 今回の帰省の数日前から概ねこのような予報は変わっておらず、せっかくの機会で残念ではあるけれど予定を変えて信濃・木曽を目指すことに。
 そうなると移動距離500km超。いくら16日の早朝に出発しても、川に立てるのはイブニング程度?

 そんなわけで、16日は夜までに移動だけと割り切って、蔵王フォレストスプリングスで昼くらいまででかいレインボーと遊んで、移動することにしました。長野に着くころには大雨!雰囲気としては夕立のようだけど、、。
 宿について天気を再度チェックすると、なんと朝あるいは昼でも変わっていなかった予報がガラッと変わり、週末にかけて北東北は晴れ、逆に東海地方は雨がちな予報に変わっていました!完全に裏目にでてしまった。(^_^)
 もう来てしまったからには腹をくくって、「雨でも釣りする」と決めてさっさと就寝。

 明けて17日朝、雨はあがって時折日差しも射すような天気。予報では「午後から大気が不安定」とのことなので、18日の釣り場の木曽への前日移動も踏まえて「15時までに釣りを終わる」と決めていきました。
 近隣河川の水位情報などから、過去一番の渇水を期待して金峰山川へ。
 堰堤上の比較的落差がなく、開けた流れのポイントから入渓。水量は・・思ったよりあるな。といっても過去最低水量の前回と同程度か。本当はもっと水量の減った、カラカラの状態がどんなもんか見たかったのだけど、数日前の東海地方の大雨に加えて前夜の飴で水量が減りきってないのかな。

 今まで何度かこのポイントにも入って気が付かなかったけど、右岸側は入渓点そばからずっと上流のキャンプ場のテントサイトになっている模様。夏休みでキャンプ客が多くてところどころで木々の間からテントが見えたり、直接河原に降りてこれるのか河原にもサカナとりのために石を積んで囲いが作られた形跡がいくつも。
 釣り人も多数入ってるのか、サカナの反応は渋いうえにスレっからし。そもそも魚影薄くなってしまった?たまに反応してもバラしの連続。
 前回相当に釣れたイメージが残っていたので残念だけど、まあ仕方ない。いくら丁寧に釣っても、サカナが釣れないと予想以上に遡行も早く終わってしまい、さっさと移動することに。

 先行者で入れたことのない、隣を流れる梓川。
 この日は無事目的のポイントに入渓。10時すぎくらいだったかな。このあたりではだいぶ天気が微妙。曇りと晴れ間が交互に訪れ、ときおり遠くで雷の音。でもまた晴れる・・という感じで、川から出るような雰囲気ではないけども、初めての川だし注意しないと。
 金峰山川に比べると石が暗い色なので渓相も暗い感じだけど、流れはなかなかいい感じ。予想より小さな川で、河原がある場所が少なく木が覆いかぶさるところが多くて、釣りには少し気を遣うかな・・。
 こちらも釣り人はコンスタントに入ってくるのか、サカナはやっぱりスレてるけど、意外にポイントに変化があって面白い。
 何度か晴れと曇りを繰り返して、小降りではあるけど止みそうにない雰囲気の雨雲がでてきたし、時折雷光で空が光るようになってきた。。雷の距離が近づいてきたかな・・と少し不安になっていると、ちょうど良い具合に大きな堰堤。もしかしたら巻いていけばまた釣り続けられるのかもしれないけど、この日はここを最後に退渓と決定。堰堤下のプールでの最後に備えてフライを変えて気構えて歩いていくと、堰堤下はタタキになっててプール無し、残念!(^_^)

 さっさと退渓のための道を見つけて、まだ2時前だけど釣り終了。着替えを終えると間もなく大雨。いいタイミングだったな。

 それでは、と木曽に向けての移動のため、川をおりて高速インターに向かおうとすると、しばらくで道と並走する千曲本流がまっ茶色の濁流になってる!
 金峰山川をすぎていくつか支流があるうちのどこかの支流が濁ったのだと思うけど・・やはりこの時期急な天気の変化には注意が必要ですね。

水量は予想よりは多かった。カラカラがどれくらいなのか、見てみたい。

快晴ならより映えるけど、怪しい雲が。。

キャベツ畑に囲まれて歩く。雲が気になる。。

石の色の関係で少し暗い雰囲気。木々が被さる場所も多いかな。

きれいなイワナだなあ。

小渓流だけど、ポイントは多くて面白いな。

2012年8月15日水曜日

20120815 白石川水系

 今年の長期休暇はすべて9連休の設定。
 でもはじめの3日間は休日出勤なので自分にとっては6連休。いやいいんです、代休がとれるから。9月に入ったらまた土日にからめて5連休を作って遠征に出ようか、などと企むこともできてむしろウレシイ。
 いつもの盆休みは帰省のための移動で往復2日消費、墓参りだの親戚あいさつや甥っ子姪っ子の遊び相手だので2-3日消費・・とどうも思うように釣りに時間がさけないのですが、今回は嫁さんに「秋田に釣り遠征に行きたい」と相談したら難なくオーケーが出ました!
 こうなるとやる気がでて、休みに入る14日(火)早朝出発で宮城に移動。そのまま墓参りいって親戚宅にお邪魔して・・と最低限の所用はすべて1日に集中させました。(^_^)

 15日は小嶋さんとの釣り。
 予定ではアブの出ない高地の源流域を久々に訪れるつもりだったのですが、川へ向かう林道がまさかの通行止め。以前にもあったけど、また途中が崩れてしまったのだろうか。やむを得ず、5月にも行った本来は春先のイワナ釣りが楽しい川を再度釣ることにしました。
 この川自体は大好きなのですが、退渓時には毎度道を見失い苦労するのも恒例。
 夏場は木々や藪も茂って、一層迷う可能性が高い・・と気構えていったところ、今回は思いのほか入退渓ともスムーズでした。

 一方、誤算だったのはアブ!以前の同じ時期に来たときの記憶で「アブはいない」と思ったつもりなのですが、川に降りると大量のアブ!今以前の釣行を確認してみるとどうやら盆休み時期にはこの川に来たことはなかったようです。。
 例のごとくウェーダーレスの自分は、タイツの上から膝周辺を集中的に噛まれ、ストレスがたまって仕方ありません。
 最初の滝の上に出るとだいぶアブは収まりましたが、場所によっては数匹のアブがたかってきて、油断してるとまた噛まれる・・・の繰り返し。

 サカナは渇水で異常にシビアな出方。
 大きいやつだけでなく、小さいサカナも鼻先でフライを見極めて食わない。。
 出てもスッポ抜けたり、バラしたり・・というのが二人ともすごく多いのは、これもサカナが変な出方をしてるからなんだろうなあ。
 それでも、そんなサカナたち相手に結果的には数・サイズともに大満足の釣果だったなあ。

 一番きてたときは年に5-6回くらいも来てたけど、今またこの川に年2回くるとは思わなかったなあ。
 さすがに今年はこれが最後でまた来春。
 こういう「地元の小河川」でのんびり釣りあがるのも楽しいよなあ。関東の片道3時間の日帰り釣行ではこの規模の川を選択することはなかなかしないからなあ。満喫した!

大渇水。
渇水の川での釣りを望んではいたけど、サカナはこれでもかというほどナーバスになってました。

最初の滝より上は岩盤がナメ削られて形成された小さいプールの連続、独特の渓相。

サカナは神経質、それがまた面白い反応になることもあって、結果的には面白かったな。

この川らしい容姿の特徴的なイワナ。

滝下のプールではサカナが溜まっていて、5-6尾釣れました。