20030913-14

新潟 阿賀野川水系、福島 只見川水系

 9/10から9/12まで代休をとり、9/15(月)の敬老の日を含めて6連休。休み前まではマタギで有名な秋田県阿仁地方を流れる阿仁川、6月の釣行で良い釣りができた青森の奥入瀬川周辺を中心に釣り歩くつもりだったのですが、週間天気予報でみると東北、特に北三県は雨続きの予報。前日になって急遽行く先を変更して南下することに。(^_^)
 そもそも「秋田・青森」釣行も行き当たりばったりのつもりで、宿の予約などもしてなかったので計画変更も全く影響なし。
 ただなんとなく新潟と福島をピックアップして、ただなんとなく聞いたことのある阿賀野川と只見川をセレクト。今年何度かの遠征で、かなり楽しめたので変な自信をつけてしまったようです。(今回ほど無計画なのは初めてですが)
 次回からはもっと調べてから行こう。。折角行くのなら、当地の旨い食べ物なんかも食べなければならんですもんねえ。

 12日の日中は新潟の友人に会って、夕方近くに阿賀野川本流脇に位置する「麒麟山温泉」の宿に。部屋に入って窓の外の景色に唖然。というのも、目の前は阿賀野川。で、その川幅は100メートル以上ありそう。(^_^) 小原温泉の間を流れる白石川本流で釣りする・・という感覚で川の傍の宿をとったのですが、阿賀野川がこんな大河だとは。。(^_^) 山間を流れる大河の絶景にしばし見入ってしまいました。


夕暮れ近くに阿賀野川を下見。ここは川幅50メートルくらい?

 そんなわけで釣り場探しからスタート。宿の人にきいた近所の釣具屋は「鱒太郎」。いかにも期待をもたせる名前で、そこで釣り場の情報も聞けそうだな・・と思っていたのに、店主不在とのことで店番にバイトの女子高生のような娘がひとり。このあたりでフライでやれそうな川を聞いてみたものの、案の定なにもわかっていないようす。辛うじて「フライの人は上川村の"深い"トコに行くみたいですヨ」という頼りない情報をゲット。その言葉を信じて、釣り券を買って上川村の"深い"と思われるところを目指しました。。

 ガイドブックも、地図さえも持たずに未知の川に向かうのは、やはり無謀ですな。なんとかナビの示す川と道が近づく場所や橋ごとに渓相をチェック。いたるところで過密と思われるほどに餌釣りの人が竿を出しており、釣り人に人気のエリアであることに少し安心感さえ持ってしまいます。
 上川村に入ると、「ようこそ上川村へ」といった横断幕。そしてその文字の脇にはヤマメのイラストが!ヤマメが上川村の形容詞になってるなんて、意外と良い釣りができてしまうかも!?
 朝食後に風呂に浸かったりでゆっくり出てきたのでこのとき既に10時近く。釣り場に降りれそうな場所では釣り人の姿。。ようやくクルマや釣り人の姿もない場所にたどりつきましたが、そこは広々とした平坦な流れ。あまり経験のない渓相ですが、釣り場探しだけに時間をくうわけにもいかないのでとりあえず竿をだしてみることにしました。


浅瀬に見えますが、水深は膝上。渡渉は大変難儀しました。。


 天気はまさにドピーカン。この日はフェーン現象で33度まであがったとか。実はこういう暑い日の釣りは嫌いではないので、気持ちも晴れてます。
 川幅もあるので、川に立ちこんでアップで石の上下の弛みや、岸際のボサ下などに繰り返しキャスト。いたるところでサカナの反応!しかし全くのらない。。嫌な予感はしてましたが、ようやくキャッチできたサカナはハヤ。
 その後も飛沫はあがるのですがのらないのなんの。とは言え、その大半はハヤなのは分かってるのですが。それにしてもフッキングしないなあと思っていると、原因はサカナが小さすぎたことのようです。キャッチしたサカナはアベレージ10cm。(^_^)
 殆どがハヤだとは分かっていても反応があるのでなんとなく釣りを続けてしまい、3時ころまでにはおそらく100回くらいは飛沫があがった気がします。(^_^) でそのうちキャッチできたのはハヤ5尾とヤマメが2尾。(^_^)
 いい加減飽きたので、川をあがり移動・・と思ったのもつかの間、この時間から未知の山奥に踏み入るのもどうかと思い、次の目的地・会津方面に向かうことにしました。。。


多数のハヤに混ざって、価値あるヤマメ(小)です。

 会津・只見川周辺の柳津というところに宿をとりましたが、只見川は阿賀野川に負けず劣らずの大河。(^_^) 宿に入る前に、通りかかった人に近所の釣具屋を聞いて、情報を収集しておくことに。もちろん只見川本流はフライでは無理とのこと。宿をとった柳津温泉の近くにある西山温泉の周辺に良い沢がある、とのこと。

 ここにきてフライが常に底をついている状態なので、今回はバイスなどのツールと最低限のマテリアルを持参して、宿でタイイング。温泉に浸かってビールを飲むと、既に眠くて仕方ないのですが、気力で10本ほどの毛鉤を巻いて備えました。

 寝覚めもよく、早朝から風呂に入って朝食のかわりに頼んだおにぎりを持っていざ出陣。
 7時くらいですが、すすめられた西山温泉周辺の川端には釣り人のクルマがちらほら。ポイントを決めかねているといつの間にか引き返すのを厭われるような細い道に迷いこんでしまい、別の支流に行き着いてしまいました。しかしこちらも釣り人の姿を何回か見かけたので、適当と思う場所でつり始めることにしました。まさに行き当たりばったり。(^_^)

 しかし迷い込んだ場所は自分にとってなかなか好ましい川でした。最初は開けた雰囲気で、流速のある瀬から随所で反応。サカナはイワナで、何尾かをキャッチ。


前日と打って変わって、好調な出だし。


 数時間をかけてゆっくり釣りあがると徐々に岩盤の間を川が縫い、木々がかぶさり、時折淵が現れる渓相に変化。
 サカナの反応は非常に渋くなりましたが、何度も大物を予感させるポイントに遭遇し、期待感だけでも飽きることなく釣りできました。そんなポイントのひとつで、落ち込みの脇の岩盤のえぐれからヒット。引きも強く、ポイントの雰囲気から勝手に大物を想像してしまいましたが、キャッチした魚は25cm弱ほど。しかし、黒い魚体になんとなく秋を感じさせるような鮮やかな色を纏い、真夏のような天気の中シーズンの終わりが近いのをシミジミと感じてしまいました。


もうすぐシーズンオフですなあ。。

 数尾のいわなを追加して、まだ2時前・・という時間帯でしたが既に満足。ここからまたヤミクモに釣り場を漁っても良いことは無いような気がしたので、早めに帰路につきました。

 初日のハヤの100バイトはともあれ(^_^)、結果的には良い釣りできた気がします。
 やはり好天に恵まれたことが大きいですね。というか、良い天気の場所を求めて簡単に目的地を変更してしまったわけですが。
 反省点は、やはり釣り場に関して、少しは調べていかないと落ち着かないですね。初日の川などは、未だ名前も知りません。(^_^) 忘れないうちに、地図で調べておかねば。。


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