2004年3月27日・28日(岩手県遠野市)


 解禁2週目は遠野に遠征。昨年NTTドコモのコマーシャルで脚光をあびた「民話の里」ですね。
 毎度の悪い癖で、早朝出発予定を控えながらも金曜日は2時帰宅。二日酔い真っ最中にせわしなく準備して、なんとか5分程度の遅刻(^_^)で待ち合わせの川崎さん宅に到着できました。

 今回は小牛田の船津さん、いわきの星さんと初めての釣行。古川で船津さんのワゴンに乗り合わせて、遠野に出発。
 星さんと後部座席に座り、移動中はアメリカの釣りの話をひとしきり聞けました。というのも、昨年までアメリカ勤務だったとのことで、その間方々釣り歩いたとか。本場での釣りの話は聞いていて羨ましく、「いずれ自分も・・」と思いました。

 遠野は昨年「カムパネラ」訪問でも訪れた場所で、そのときカムパネラ宇田さんとご一緒した2河川を今回もチャレンジ。
 しかし初日はフライフィッシングにはつらい強風の極み。
 入渓点から二手にわかれ、最初は船津さんと上流に。しかし生命反応はまったくなく、まもなく船津さんは引き返し、自分は粘ってしばらく釣りあがりましたが無反応。強風にも耐えかねて待ち合わせ予定だった正午を前に退却してしまいました。
 川崎さんは強風のなか下流で2尾釣ったとのこと。たいしたものです。

 どこに向かおうと、強風はついて回るのですが、川を移動して再スタート。両岸に葦が群生していて、フォルスキャストなどしていると風に流されてひっかけてばかりで釣りにならず、苦手なロールキャストに頼るしかありません。根気よくつりあがったつもりですが、まったくの無反応。



天気はよいのですが、耐え難い強風。竿を振るのは星さんです。



 かなり倦怠感が漂いつつも、上流のポイントに移動して再々スタート。この日はニンフで通しましたが、護岸された流れの速いポイントで不意にインジケーターが深く沈み、うれしい初フィッシュ!今年初めてのいわなを拝んで、初日の釣りを終えました。



根性の一尾。


 宿に移動して風呂。川崎さんが探してくれた「徳田屋」という旅館(民宿)ですが、安いにもかかわらず意外に小ぎれいだし皆さん親切で、遠野にくることがあれば常宿になりそうです。
 素泊まりだったので夜は遠野の駅前に繰り出し、居酒屋「民話やしき」で夕飯。さらに今回の釣行、良くも悪くも(^_^)キーワードになったパブ「ティンガ・ティンガ」で2次会。そんなこんなで夜は更けていき、宿に帰って布団に入ると一瞬で寝てしまいました。あいかーらず飲みすぎの毎日です。(^_^)



 2日目。風は無いわけではないのですが、初日に比べれば全然。
 7時に朝食とって8時すぎ?には川の畔に。自分は早速準備を開始しますが、皆さん「まだ早い」とのことでクルマに退却。体力も回復してやる気満々の自分だけ、下流に移動してつりあがることにしました。移動のクルマの中で、昨日のポイントよりさらに下に行くとプールのような渓相もあるときいていたので、そんな場所を探して500mほど歩き、めぼしい場所を見つけました。
 1m2段くらいの堰堤の上に大きなプール上のトロ瀬、下は小さなプール。しばらく眺めていると、どちらも頻繁にライズが起こっているのがわかりました。どちらかというと上のトロ瀬が本命という感じで、昨日が貧果だったので「早く釣りたい!」という気持ちでしたが、あせらず下のプールの流れ出しからスタート。まだ9時前だというのにユスリカと思しき虫のハッチが朝陽に映し出されています。ライズはやまず、いつ釣れてもおかしくない状況でしたが釣れない!気仙川用に用意していた#20のミッジからニンフから、とっかえひっかえですがだめ。フライに反応することは数度あったのですが、ほとんど見切られてるような状態。30分以上やった気がしますが、対岸にフライを引っ掛けてしまったのを機にあきらめて堰堤上に移動しました。

 堰堤上は開けていて、且つ流れも単純。しかも下のプールよりも多数のライズ!
 少しあせりが出てきてたせいもあって、その中でも本命に見えた流れ込みのライズにキャスト、、数投目で待望のヒット。



遠野特産のカムパネラロッド&遠野いわな


 初日と打って変わってこの日は絶好調。その後も延々とライズはやまず、流れ込みの2つの筋を中心に魚も再三でてくれて1時間半ほどでいわな4尾とやまめ4尾をキャッチ。サイズは小さく揃ったのですが、この時期の釣りとしてはできすぎです。ほとんどを#16のドライで釣ったこともあり、ストレスなく気持ちよく釣りできました。



春らしく、赤みがかったきれいなやまめでした。(小)


 11時くらいになってもライズはまったくやむ気配は無かったのですが、かなり釣ったこともあったし「居場所を伝えてないから、一度合流しよう」と思い上流に皆さんを探しに。ほどなく船津さんと星さんを発見。自分は土手の上からしばし傍観。
 この日は状況がよくなって、上流も程よく楽しめたようです。4人揃ったところで、下流の自分のやっていたポイントでライズが続いてることを話し、全員でそこに向かうことに。運よくライズは続いており、代わる代わるに狙います。しばらくで川崎さんが魚をかけたところで、自分は上下の流れを試してみることにしてうろうろ。随所で出ることはでるのですが、のらなかったりバラシたりで結局釣りあげることはできませんでした。


船津さんの番。



下の小プールを狙う星さん。


 その後、初日と同じ上流部に移動して最後のチャレンジ。初日はいわなをかけましたが、この日は全然だめ。ここでは星さんだけが有終となる魚をキャッチできたそうです。
 日曜日とあって、3時ごろに納竿。名残惜しくも遠野を後にし、車中から風景を目に焼き付ける間もなく瞬眠。(^_^) 古川ICまでまったく目覚めることなく爆睡してしまいました。すみません。。

  先週に続いて天気とライズに恵まれて、楽しく釣りできました。写真では枯れた葦ばかりで寒々しいですが、遠野の風景は古い日本の農村をみるようでなんとなく落ち着きますね。今度はカッパ淵だの語り部さんだの、観光も兼ねてこようかな。