水は・・まだ完全ではないけど濁りもほとんどとれて、この天気ならサイトフィッシングに全く問題なさそう。他に目もくれず、一昨日発見した入渓点へ。
サカナは見つからない。。初めてきたときは、ゴルジュを抜けて間もないあたりから結構サカナが居たのですが。。
良さそうなポイントではブラインドで狙ってみましたが、反応なし。
しかも今日は何故か”サンドフライ”が立ち止まる度に纏わりついてきて、すごく気になりました。
日本でいうところの”ブユ”みたいなもの(同種?)で、噛まれると相当痒みがでるという事前情報もあってサンドフライ用の虫除けも持ち歩いてるのですが、これまでも何回も噛まれてたけど聞いてたほどは痒みも腫れもひどくない。日本でブユに噛まれて、2回ほどふくらはぎがパンパンに腫れあがったことがあるので、それで免疫が出来たんだろう・・と勝手に解釈してますが。
それほど症状がひどくないとはいえ、蚊に刺されたのと同等かちょっと強いくらいの痒みはあるので、いっぱい来られるとなあ。
しかし今日ほど晴れると、釣り云々を語る前に川を歩いてるだけで気持ちいいもんです。気分がいいから、釣りの集中も途切れず楽しくやれますね。サカナを探しつつズンズンと歩いて、ようやくサカナの姿が見え始めたなーと思うと、腰痛復帰後最初に釣ったプールの直後のプールでファーストフィッシュ!ランディングネットを忘れていたので、サカナが弱るまでお付き合いして岸に抱えこむようにランディング。前回と同じサカナ?と思うほど、ヒレといい色合いといい完全無欠な50cmほどのレインボー。
ここらへんからは遡行止めの滝まで数百メートルというところですが、すごく良いプールの連続。今日も各プールでサカナが見えましたが、どうもフライに反応してくれず。
最後の滝・・越えれるかな~と懲りずに岩盤を伝っていくと手前のプールでライズ!身を強張らせ、じっと見ているとこちらに気付いた様子もなく何度も水面でライズ。しかも、ライズしてるのは2尾のよう。
こっそりと下流側に戻って、ここぞとばかりにドライでチャレンジ。カディスで反応がなく、万能と思っていたCDCも素通りで脇でライズする始末。#16のビートルにチェンジするとヒット!深いプールに何度ももぐられ、大変苦労した後にランディング。すごく暴れたあとなのでどうかとも思ったのですが、しばらく待つとまたライズ。これも同じフライで釣ることができました。どちらも魚体はバッチリ!やはりこの川、すごくいい状態のサカナが多くて楽しい!
このプール、どう考えてもこの2尾だけとは考えられない。。かなり溜まってる気がする!でも立ちこんでた場所が完全に日陰で、半袖短パンでは流石に寒くなってきたので終了。
条件があえば場所によっては日中からライズしてることもあるんだなあ。こちらに来て早々に小さいやつをドライで釣ってたけど、良いサイズのサカナは今日が始めて。やっぱりドライで釣れるならドライのほうが楽しいわなあ。
セミも鳴きまくってるし、このプールで念願のシケーダの釣りがいずれできるかも?
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この日最後に書いた「シケーダの釣り」は最後まで実現しませんでした。。そこらへんになると、運もあるし、ガイドに良い場所を案内してもらわない限りは難しいのかな。
とはいえ、NZ北島でライズをとれるなんてのは、相当運が良かったんじゃないかって、帰ってきてから思います。でも、どっちでもいいんですよね、ドライでもニンフでも。はっきり言って、NZ北島で釣りする分にはニンフでサイトフィッシングするのが一番楽しいような。ブラインドでも十分面白いし。
サンドフライはNZ行く前からかなり心配してたけど、自分にはあまり関係なかったようで。本当に免疫があるのかどうかは知りませんが、それほど凶悪な印象はありませんでした。まあ痒いことは痒いんだけど。
タイトルの「今度は背中だ」は内容と全く関係ないですね。
確か、 釣りしてる最中に腰をかばうあまり背中にすごい痛みが走って、当時だいぶ上流にいた自分は「帰れるんだろうか・・」とかなりビビッてたような記憶があります。
釣りの内容が良かったんで、そのことを書くの忘れてしまったんですね。(^_^)
なんとか無事帰りましたよ。相当きつかった記憶がありますが。
最高の天気じゃあないですか!
ようやく寄ってきた・・。
Good fish !