定番ルート、ロトルアからWaikaremoanaに。晴れた日のWaikaremoanaは爽快、アコモデーションはキャンプ場が一軒あるのみだけど、施設は清潔で快適。そのうえタイミングが良ければ、湖に流れ込む周辺の小川での釣りも楽しいし!
だけど、ロトルアを出発したころは晴れてたのに、山道をすすむにつれ雲は厚くなり、Waikaremoanaに着くころは雨こそ降ってないけど冷たい風が吹き、湖は白波がたって「爽快な景色」とはかけ離れた雰囲気。
仕方なくWaikaremoanaをスルーして、Ruakituri Riverでの釣りに備えての宿泊地Wairoaまで行ってしまうことに。
Ruakituri Riverに向かう道は、Wairoaに向かうSH38が川を越える橋を渡ったところで川に沿う道に曲がっていく方向。
橋をわたるところで何の気なしに川をのぞくと・・まっ茶色! おいおい、楽しみにしてたRuakituri River、先回に続いて濁流で釣り断念になってしまうのか??と一気に暗い気持ちになったけど、どうも水量は少ないように見えるので、「もしかしたら上流は既に濁りがとれてるかも?」とわずかな期待をこめて、道をそれてRuakituriの下見に行くことに。
すると下流はひどい濁りだったにも関わらず、上流域は期待どおりに濁りがとれた!いや、完全にではないけど、いつもよりちょっと濁ってるくらいとでもいうか。普段から結構濁ってる川なので、歩くのに危険がない水量・透明度なら問題なし!いやあ、今年の旅はついてるぞ!
せっかくきたのでSmith Bridge付近で少し竿を出してみることに。近所では珍しくキャンパーが。。っていうか、今考えればキャンプ禁止の場所じゃないの。まあ、自分的には別に文句ないけど。キャンパーのひとりの興味をひいたようで、普段着にウェーティングシューズをはいただけの軽装で釣り始めた自分を遠巻きに見てるのを感じます。しかしこんなときは得てして釣れないもの。(^_^)
でも釣りには問題ないコンディションであることが分かっただけで今日は十分!なんだかんだいって1時間程度は粘ってしまっていたけど、サクッと辞めてWairoaに移動しました。
Wairoaでの常宿RiverSide MotorCampでは、毎度"キャビン"というタイプの部屋にとまっています。
ようやくわかってきたけど、"キャビン"というとどこも概ね「部屋にごく簡単な調理器具やベッドはあるけど、シャワーやトイレはキャンプ場共用、かつ毛布はなし。ついでにテレビもなし。」という感じのようです。いろいろ分かってくるなあ。
このキャンプ場も本当に清潔で、快適。
キャンプ場入り口付近のオフィスの脇には、時間制のインターネット端末が。暇だったのもあって、オフィスで$2で30分利用できるチケットを買って、天気予報などをチェック。うむ、明日からは北島は概ね良いみたい。でもTiri Tiri Matangiに行く日曜あたり、オークランドが雨の予報・・これはちょっと心配だ。
テレビが無いので、ビール飲みながらこの日記を書くとあとはやることが無いのにも関わらずまだ明るい!このキャンプ場で過ごすコツは、ビールを一気飲みしないで、ゆっくり楽しむこと。
ドアの脇の窓から外を眺めていると、スズメが数羽。何の気なしに窓からパンのかけらを投げてやると、大喜びで寄ってきた!ビールを飲みつつ、面白いんで何度もかけらを投げていると、いつの間にかよってくるスズメの数が15羽ほどにもなっていて、ピヨピヨと騒々しくなっていることに気が付きました。これではさすがに他の滞在者にも迷惑かかりそうなので止め、シャワーなど浴びに行った後は早々に寝ました。
さあ、明日は二年越しの期待を込めたRuakituri Riverでの釣りだ!
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いやさ、通りがかりに川が濁ってるのが見えたときにはほんと「またかよ!」って感じでがっかりしたけど、結果的にはあきらめずに下見に行ったおかげで釣りに支障ないコンディションだとわかって、ほんとよかった。
Ruakituri Riverで釣りするときはWairoaから行くことにしてるけど、地図であらためて見るとGisboneからでもちょうど同じくらいの距離なのが今回わかりました。GisboneはWairoaに比べれば大きい町だろうし、そちらに滞在してみるのも良かったかもな。
でも、Wairoaの常宿にしているRiverside Motor Campはすごく清潔感があって、静かで、快適なんだよな。