ラベル 川 Ruakituri River の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 川 Ruakituri River の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2008年2月7日木曜日

NZ 20080207 Ruakituri Addict 2年越しの想いを果たす

WAIROA "Riverside MotorCamp"にて

 昨年訪れたとき、濁流と化していて釣りを断念したRuakituri River。
 日本とNZしかしりませんが、「世界一好きな川」といえるかもしれません。当然今回も北島の釣りのメインに据えているわけです。
 前日下見した感じだと水は少なめ。にも関わらずなぜかいつもより少し濁りが気になる感じかな・・でも釣りするうえで全く問題ないコンディション。

 7時前に宿を出て、8時前には目当てにしているErepeti Bridgeに到着。先行者はなし。少し肌寒いと感じたので、長袖を着ていざ出発。

 Matauraのライズには驚いたけど、Ruakituriの釣りはそれこそ日本では絶対味わえないものと思います。かけてからのサカナとのやりとりが、本当に楽しい!入渓して間もなくに、ワンポイントで数尾が釣れることもある超大場所が現れるので、早々に期待が高まるのですが、、なぜか不発。
 そこでアヤがついたわけではないだろうけど、午前中はさっぱり。これでもかっていうぐらいに無反応。途中30分ほど雨が降ったこともあり、いくら気に入っている川とはいってもやる気が失せそう・・。

 さらに悪いことに、なぜか底石がいつも以上に滑りやすく、足元に気を配るのが大変。

 川にはいってから3時間半、突然に待望のヒット!下流に一気に走って行きそうだったのでドラグを強めたところ、リードフライの結び目でブツンッとラインブレイク!
 Ruakituriはこうでなくては!!やる気復活!

 調子があがってきたのか、間もなくヒット!プールの深みにずっしり重く引き込まれ、激しくヘッドバンキング。ドラグを強めてロッドを両手で持ち直し、サカナに体力を使わせる持久戦。ようやく姿を見せ始めたサカナは、、でっかい!
 ランディングして計ると58cmでしたが、体高や横幅は湖産といっても違和感ないような、素晴らしいサカナでした。

 その後も55cmクラスが2尾連続で釣れて、いつの間にか絶好調に突入。午前がうそのよう。
 Ruakituri Riverはブラインドでニンフを流すから、釣れてないとつらいけど、釣れ始めるとRuakituriでの釣りの魅力に引き込まれてしまうんですよ!午後に入ってから3時までに7尾キャッチで3尾バラシ。この川でこのペースでサカナが釣れると、まさに釣れ続けてるっていう感触。
 2年越しで夢に見ていたような釣りを現実にでき、本当にラッキーだ!!

 Erepeti Bridgeからの釣りあがりではずっと谷深い流域なので、いつも適当な場所で引き返して川通しで戻っていました。この日も時間的には3時・・長くても4時には引き返さなければな・・と思っていました。特にこの日はAMがいまいちだったのでかなり釣りあがったから、底石がいつも以上に滑りやすいことも勘案すれば無理はできないかなと。
 でもかなり歩いてきてたこともあって、「道が近づいたりしないかな・・」などと甘いことも少し考えていたのも事実、そんな折に前方に少し開けた草原のような場所が見えてきた。。「もしかしてそこから道に上がれるんじゃあ・・」と思いつつ近づくと、、羊!!っていうことはやはり道が近い!案の定、実際に広場に立つと、上方には林道の標識が見えた!これは大発見。次からは川通しで戻る必要なし!

 とはいえ、かなり釣りあがってきたので炎天下の帰り道はさすがにクタクタ。道は川に沿うんではなく、谷の形に合わせて大きく蛇行して続くので、釣り上がった距離の3倍ほどは歩くことになりそう。クルマは滅多に通らないけど、前方からスクールバスが通過したので軽く手を振って道を避け、再び歩き始め。
 30分ほど歩いたころ、後方から先ほどのスクールバスがもどってきて、また道を避けて待っていると徐々にスピードを落として停止。窓から顔を出した運転のおばさんは「乗ってく?」と。こういうの、すごく嬉しいんですよね!RuakituriRiverでは以前にもバッテリーあがりを助けてもらったし、本当に心優しい人ばかりで、感動してしまいます。遠慮なく、Erepeti Bridgeまでお願いし、しばし貸切バスでリラックス。

 バスで送ってもらったから、時間的にも精神的にもゆとりが出たぞ!っていうことで、少し上流の道からあまり離れないポイント、Willow Flatでさらに釣りしてしまおうと移動。あわよくば・・くらいな気持ちだったけど、運よくさらに一尾キャッチできて心底気持ちよく納竿。

 Ruakituri River、やっぱり最高だ!Matauraで巨大なブラウンのライズを釣るのもすごく楽しいけど、Ruakituriでの一尾はすごく価値が高いように自分なりに思えてしまうんだよな。
 やはりいずれは、Ruakituriの上流域にあるトロフィークラスの釣り場と名高いWaiangi fall上にもチャレンジしなければ、死に切れない気がするよ。でも一度遭難しかかってるから、チャレンジには慎重を期さなければ。(^_^)?



#
 今思い起こしてもやはり素晴らしいです、Ruakituri River!
 Ruakituriの上流のWaitangi fall上、行ってみれば意外にたいしたことないとか、トロフィークラスなんて居ないとか、あるのかもしれないけど、僕自身ある種「行かなければ」という義務感に似た気持ちを今感じています。。
 ヘリで行くのもありなんだろうけど、できれば一度遭難しかかった徒歩ルートで、一泊か二泊の野営で行きたいなあ。
 そのチャンスがくるまで、体力つけておかなければ。体重も減らすぞ!

水量少ないのにちょっと濁りが強め。

随所に豪快な流れ。白泡の下には巨大鱒・・のはず。

文中の58cmはこいつです。
これだけ太ったサカナはさすがに記憶にないな。

20inchオーバーが気持ちよく釣れた!

みんなコンディションバッチリだ。

Erepeti Bridgeからいったん入ると、途中抜け道はなし。

スクールバスが拾ってくれた!感謝・・。

ありがとう。僕にとっては生涯忘れない思い出になります。

Willow Flat。

また来るぞ!

2008年2月6日水曜日

NZ 20080206 いざRuakituriに

WAIROA "Riverside MotorCamp"にて

 定番ルート、ロトルアからWaikaremoanaに。晴れた日のWaikaremoanaは爽快、アコモデーションはキャンプ場が一軒あるのみだけど、施設は清潔で快適。そのうえタイミングが良ければ、湖に流れ込む周辺の小川での釣りも楽しいし!
 だけど、ロトルアを出発したころは晴れてたのに、山道をすすむにつれ雲は厚くなり、Waikaremoanaに着くころは雨こそ降ってないけど冷たい風が吹き、湖は白波がたって「爽快な景色」とはかけ離れた雰囲気。
 仕方なくWaikaremoanaをスルーして、Ruakituri Riverでの釣りに備えての宿泊地Wairoaまで行ってしまうことに。

 Ruakituri Riverに向かう道は、Wairoaに向かうSH38が川を越える橋を渡ったところで川に沿う道に曲がっていく方向。
 橋をわたるところで何の気なしに川をのぞくと・・まっ茶色! おいおい、楽しみにしてたRuakituri River、先回に続いて濁流で釣り断念になってしまうのか??と一気に暗い気持ちになったけど、どうも水量は少ないように見えるので、「もしかしたら上流は既に濁りがとれてるかも?」とわずかな期待をこめて、道をそれてRuakituriの下見に行くことに。

 すると下流はひどい濁りだったにも関わらず、上流域は期待どおりに濁りがとれた!いや、完全にではないけど、いつもよりちょっと濁ってるくらいとでもいうか。普段から結構濁ってる川なので、歩くのに危険がない水量・透明度なら問題なし!いやあ、今年の旅はついてるぞ!

 せっかくきたのでSmith Bridge付近で少し竿を出してみることに。近所では珍しくキャンパーが。。っていうか、今考えればキャンプ禁止の場所じゃないの。まあ、自分的には別に文句ないけど。キャンパーのひとりの興味をひいたようで、普段着にウェーティングシューズをはいただけの軽装で釣り始めた自分を遠巻きに見てるのを感じます。しかしこんなときは得てして釣れないもの。(^_^)
 でも釣りには問題ないコンディションであることが分かっただけで今日は十分!なんだかんだいって1時間程度は粘ってしまっていたけど、サクッと辞めてWairoaに移動しました。

 Wairoaでの常宿RiverSide MotorCampでは、毎度"キャビン"というタイプの部屋にとまっています。
 ようやくわかってきたけど、"キャビン"というとどこも概ね「部屋にごく簡単な調理器具やベッドはあるけど、シャワーやトイレはキャンプ場共用、かつ毛布はなし。ついでにテレビもなし。」という感じのようです。いろいろ分かってくるなあ。
 このキャンプ場も本当に清潔で、快適。
 キャンプ場入り口付近のオフィスの脇には、時間制のインターネット端末が。暇だったのもあって、オフィスで$2で30分利用できるチケットを買って、天気予報などをチェック。うむ、明日からは北島は概ね良いみたい。でもTiri Tiri Matangiに行く日曜あたり、オークランドが雨の予報・・これはちょっと心配だ。

 テレビが無いので、ビール飲みながらこの日記を書くとあとはやることが無いのにも関わらずまだ明るい!このキャンプ場で過ごすコツは、ビールを一気飲みしないで、ゆっくり楽しむこと。
 ドアの脇の窓から外を眺めていると、スズメが数羽。何の気なしに窓からパンのかけらを投げてやると、大喜びで寄ってきた!ビールを飲みつつ、面白いんで何度もかけらを投げていると、いつの間にかよってくるスズメの数が15羽ほどにもなっていて、ピヨピヨと騒々しくなっていることに気が付きました。これではさすがに他の滞在者にも迷惑かかりそうなので止め、シャワーなど浴びに行った後は早々に寝ました。
 さあ、明日は二年越しの期待を込めたRuakituri Riverでの釣りだ!

#
 いやさ、通りがかりに川が濁ってるのが見えたときにはほんと「またかよ!」って感じでがっかりしたけど、結果的にはあきらめずに下見に行ったおかげで釣りに支障ないコンディションだとわかって、ほんとよかった。
 Ruakituri Riverで釣りするときはWairoaから行くことにしてるけど、地図であらためて見るとGisboneからでもちょうど同じくらいの距離なのが今回わかりました。GisboneはWairoaに比べれば大きい町だろうし、そちらに滞在してみるのも良かったかもな。
 でも、Wairoaの常宿にしているRiverside Motor Campはすごく清潔感があって、静かで、快適なんだよな。

WaikaremoanaやRuakituriへの道は動物が道端にいることが多い、いわゆる田舎。

Mokau Fall。前は滝つぼで釣りしたなあ。

Erepeti Bridge。何度も思い出深い釣りしてるポイント。

カーブの先をしばらく行くと、流れが狭まりいい感じになるのです。

はぐれ羊。たまにいるんだよね。

2005年2月16日水曜日

NZ 20050216 Ruakituri River

 もう何度となく出向いているRuakituri River。ロトルアからはWaikaremoanaのグラベルロードを通過するため、川までは5時間コース。なのでいつもWaikaremoanaのキャンプ場に泊まっていたけども、今回はWaikaremoanaを越えた海側、Wairoaという街で泊まってみました。Ruakituri River周辺にはガソリンスタンドが無く、Waikaremoanaキャンプ場のガソリンスタンドは平地の1.5倍の値段。なのでいつも給油のためだけに10kmほどの遠回りをしてWairoaに寄って、川とキャンプ場を往復してたのです。
 しかし、Waikaremoanaには目もくれずRuakituri Riverだけで釣りをするなら、Wairoaは断然便利!と今回判明。なんと30分程度で川の入り口になるTe Reinga Fallまでいける!今回泊まった「Riverside Motor Camp」は立地上Waikaremoanaに比べると趣きには欠けるけど、清潔でこれといった不満はなし。街は短期滞在なら全く不自由しないくらいの店はそろってるし。もっと早く知っていれば・・!

 NZの滞在期間も残りわずか。帰国の準備などもあるので、釣りに関しては今日と明日を大好きなRuakituri Riverで最後のチャレンジ、あとはお土産の鱒燻製を受け取りにツランギに行くついでにTongariroにもう一度行くかどうか・・という考え。
 珍しく早く(6:00)に起きていそいそとシャワーを浴びるなどして出発。朝もやのかかる川や牧場の景色はいつもとは一味ちがい、それはそれでなかなか。目的のErepeti Bridgeには8時に到着という気合。

 いつもサカナが出始めるポイントまではパス。
 このポイントでは絶対的な威力を発揮してくれる深く沈めるシステムをセット。インジケータから2mほどの位置にヘビーウェイトニンフ、さらに50cm~1mほどティペットを足してトレーラーで#14の食わせ用ニンフ。
 釣り始めて早々、ヒット!さらに同じポイントで2尾目もヒットと好調な出だし!

 両岸は50mほどもあろうかという谷を川が流れる地域、9時半をすぎても陽の光が入ってきません。そのことも幸いしてるのか、開始わずか2時間で6尾も釣れました。中には60cmオーバーもいたし、今までどんなに頑張っても何度かけても何故か釣れなかったブラウンも一尾。3ヶ月釣りする中で過去ブラウンは一尾、これが2尾目!(^_^) 宝くじに当たった・・というと大げさだけど、スピードくじに当たったくらいの気分にはなってしまいます。

うれしかったので、ちょっとポーズをとってもらいました。。

  実はあまり長距離釣りあがったことがないポイントで、陽が射し込むようになった10時頃からは今まで入ったことのない地域。少し釣れるペースが落ちたけど、よいプールではほぼ狙い通りに反応してくれます。
 前半は比較的谷間が狭いのですが、このあたりからは少し開けてきました。前半は遡行不能となる場所ではかならず、右岸側の斜面に踏み跡があって少し上のポイントに巻いていけるのですが、斜面は急になりパッと見ではもう道はなさそう。この地域も水量が多ければ入れないかもしれない・・けど渇水のおかげで難なく遡行できてしまいます。
 太陽が昇って初めて気がついたのは、雲ひとつ無い快晴。釣果に対する影響がどうこうというより、こういう日の釣りは大好きです。

青空。浅く見えるけど、左側の流れは水深2m。

  また60cmオーバーのレインボーが釣れ、2尾目のブラウンも釣れてしまう。このペースなら、NZに来て以来最高の釣果は確実です。10尾を釣ったところで昼。いつもどおりのクッキーでの簡単なエネルギー補給も、今日は心なしかゆとりがあります。
 はっきり言って、大釣りパターン!「まじめに釣り続けてれば、いずれでかいのもかかるだろう・・」と当然のように思ってしまいます。ここのところ釣果にはそれほど恵まれない釣りが続いてたことも忘れて、すごい余裕。

 束の間の休憩の後、釣り再開。
 すごいパワーのサカナがかかり、食った直後にジャンプ!プールの流れ込みの白泡まで15mほども行ってしまったかと思うと深くプールにもぐったりで暴れ放題。このサカナもぱっと見で55cm~はありそうだったけど、3度目のジャンプでフックをかっさらっていってしまいました。。本当にこの川はバラシた後の気分がなんともいえません。無事ランディングできたときはもちろん嬉しいけど、バラシたときも思わず笑ってしまうのです。

サカナを左に向けてしまうのは、日本人だから?

 さらに2尾を釣ったあと、快調にまたヒット!午後も絶好調キープ。
 流れの緩いプールだけど深さがあるので最深部にもぐって出てこない。ブラウンっぽい引きだなあ・・と思いつつ、なんとか水面まで引っ張り上げるとやはりブラウン・・でかい!60cmをゆうに越えて70cm近くありそう!
 ここまでにかなり釣っていたのでバタバタするでもないけど、とにかく重い!地味にグイグイと下流に引っ張っていく感じで抑えが効かない。10mほどズルズルと引っ張られながら、ランディングできそうな浅瀬に引きずり込もうと寄せにかかるのですが、止めることができずにその場所を通過してもう少し行くと下流の瀬に落ちてしまいそう!速い瀬が20mほども続いて下のプールに流れ込んでいて、そんなとこに逃げ込まれたら絶対ランディングは無理!
 「やけくそ!」という気持ちでドラグを強めて、ブラウンと綱引き。しかしグニグニとブラウンは下流を目指し、抑えるのも限界。「ああ、、ライン切られて終わりか~・・」と諦めかかっていると、

 ”バキッ!”  ・・・「は?」

 なんとロッドが折れてしまった!(^_^)
 即座にティペットも切れてブラウンは脱出。

 3ピースのバット側のジョイント部分でスパッときれいに折れてしまった!な、なんでライン切れないでロッドが折れる!(^_^)

カッターで切ったような断面でスパッと折れてしまった。。
またも・・さよならカムパネラ・・。

 NZにきてから3ヶ月、この一本のロッドだけで釣りしてました。トップガイドには溝が掘れてしまい、ラインの傷みと相乗効果でキャストが決まらなくなり、結果力が入りすぎた右手には固い”マメ”ができてしまいました。日本に帰ったら性能のよいSICかメノウのガイドに付け替えてやろうと思っていたのに。

 しばしその場で休みつつ、この後どうしようか考えました。とりあえず今日、そして残りの数日間。
 とりあえず今日は戻るしかない、、。
 問題は明日以降。明日もRuakituriで釣りするつもりだったから、Wairoaのキャビンを2日間とってしまった。結局いつかは買うんだろうから、街に戻ってNZ製KILWELLあたりのロッドを自分のお土産も兼ねて買おうか・・とも思いました。
 でもNZでの釣りもあと1・2回。今日大物をかけたことも、ロッドが折れたことも、この3ヶ月間のNZでの釣りの幕引きにはふさわしい出来事のように思える!

 川通しでクルマまで戻る道すがら、今日でNZでの釣りを終えようと決めました。
 それでこそ、「最高の釣り旅だった」と後で思えるような気がしたのです。

 クルマについて、汗だくながらもすっきりした気分。エアコンを入れようとエンジンをかけると・・かからん!
 自分でも信じられないことですが、数日前にもツランギでライト点けっぱなしでバッテリーあがったばかりなのに、またもライト点けっぱなしで釣りに行ってました!しかもここは山奥もいいとこ。電話を借りに民家に行くにも相当かかりそう。。
 まあ水はいっぱい積んでたのでなんとかなるか・・と、着替えて民家を探しに行く準備をしてたら、ラッキーなことにクルマが通りかかった!このチャンスは逃がせん!とパンツ姿で路上にでてクルマを止めて事情を話すと、、「おれはブースターケーブルを持ってないから、知り合いを訪ねてケーブルを借りて戻ってくる」とのこと。山影に消えていく彼のクルマを見送りつつ、「待ってて大丈夫なのか?」とも思いつつ、着替えの続き。
 すると15分ほどしたら仲間の四輪バギーを引き連れて戻ってきた!
 本当にKIWIのフレンドリーさには心を打たれます。助けを求めると、こちらが期待する以上に親切にしてくれる。些細なことではあったけど、このときも涙が出そうなくらい嬉しかった!


本当にありがとう。

  過ぎてしまえは早いもので、NZでの滞在期間は残り4日間。(2/17現在)
 帰国の準備などもしなければならないから自由になる時間はわずかだけど、釣り以外のNZのよさを少しでも多く感じて帰りたいと思っています。

2005年2月10日木曜日

NZ 20050210 Ruakituri River

 ようやく、私自身も楽しみにしていたRuakituri River。
 この川は本当に大好きです。どのポイントから入ってもそれぞれ違ったシチュエーションでダイナミックな釣りが楽しめるし、アベレージサイズも大きい、ブラウンの比率も北島にしてはかなり高い。川を取り囲むロケーションも自然溢れるNZの中にあっても特に素晴らしいと思う。
 前日テントではなくベッドで寝たので疲れもすっかりとれ、まさに意気揚々の出陣でした。

 Erepeti BridgeとSmith Bridgeの2箇所からが入りやすくて良いポイント。上流にあたるSmith Bridgeからず~っと釣り上がるのが一番好きな釣り方ですが、このところの渇水で渓相の迫力が3~4割減という感じ。釣りも厳しい状況になっているので、先回深く沈めて釣るという新感覚を味わったErepeti Bridgeからの流域に入って、いい釣りが出来るようなら一日そこで・・と思いつつ釣り場に向かいました。
 しかし!なんと先行者。。川のキャパは十分なので、自分的には先行者がいて後を追う形でもいい釣りできる気はしたのですが、ほそださんはやはり先行者がいることに良い印象を持っていないようなので、上流のSmith Bridgeに移動することにしました。

小高いバンク上から私がサカナを探し、ほそださんにチャレンジしてもらったポイント。
大物を求めて人が集まる川なので、渇水するとすごく難しくなります。

  これまでの釣りで容易に予想できましたが、やはり渇水。サカナは随所にいるのですが、アプローチがすごく厳しくて全然釣れない。。
 それでも大プールの流れ込みのポイントでほそださんヒット!しかしサカナが下流に走ってラインがゆるみ、ロッドにラインが絡み付いてラインブレイク。
200~300m続く浅いプールは非常にサカナを見つけづらい場所。私は左岸のバンクにあがってサカナを探し、ほそださんにチャレンジしてもらいますが、相当スレているのかいい流し方ができててもサカナは逃げるばかり。

 2kmほど釣り上がってWillow Flatと呼ばれる入渓点。この後も延々と変化に富んだ好渓相が続き、いつもならここから本番!というところ。しかし釣りのペースが上がらずにきており、ここで辞めないとErepeti Bridgeからの流域で釣りができないので、思い切って移動。

 Erepeti Bridgeに着くと、朝みた先行者のクルマがまだいました。でも気にする必要はないと信じて入渓。
 しばらく歩いて「さあ、ここらへんから釣りだ!」というところでほそださんダウン。上流での帰路、直射日光にあたりすぎてバテてしまったとのこと。連日の釣行も含め、ちょっと無理をしすぎたかなあ、、と反省しましたが心配をよそに15分ほどで復活。良かった良かった。

 ここからのRuakituri Riverは期待したとおりでした!
 ほそださんは4、5尾のサカナをたて続けにかけてはバラシ。(^_^) でもこのランディングまでの難しさがまさにRuakituri Riverの醍醐味!ほそださんの興奮が伝わってきて私も嬉しくなります。


この流れで50cmオーバーとのファイトは楽しい!の一言。

NZらしいフライフィッシングの情景ですな。

  私もでかいブラウンをかけることに成功!強い流れに負けて下流のプールに落ちてしまったのですが、根性で追いかけてもうちょっとでランディング・・というところで竿にラインが絡まって午前中のほそださんの二の舞。なんでかブラウンには縁がないんだよなあ。。

 そんな折、ほそださんはついにグッドサイズをランディング!56cmのレインボー!
 いやいや良かった良かった。

何尾かばらした末のランディング。
この”バラシ”のプロセスが楽しい川だったりします。(^_^)

この流域に入ったのが3時近く。5時くらいにはクルマに戻らなければロトルアまでの帰路は真っ暗闇の山道になるのですごく危険。とても名残り惜しいのですが退渓することにしました。
帰り道は薄暗いのと霧がでてしまった関係でスピードがあがらず、結局暗闇の山中を走ることになってしまいました。(^_^) ロトルア着は12時近く。
 できればもう一日Ruakituri Riverで遊びたかったですね~。


戻り道沿いに馬。

2005年1月30日日曜日

NZ 20050130 またRuakituri Addict

 どの川も12月よりは釣りが難しくなってる・・というのを最近感じます。でもこうして書き落としてみると我ながら結構がんばってるなあ。(^_^)

 Ruakituri Riverはとにかく魅力的!
 ダイナミックで変化に富んだ渓相、大物も期待できるし、ブラウンも多く居る!(釣れないけど)
 それぞれのポイントが長距離釣りあがれて、終日楽しめるのも自分にとっていいんだよなあ。
 
#
 まさにRuakiruri中毒。
 Ruakituriに行ってなかったら、これほどまでにNZでの釣りに夢中になってなかっただろうなあ。
 このころはまだWaikaremoanaのキャンプ場から通ってるけど、Wairoaという町をベースにすれば生活も便利だし、川に行くのも楽。一週間のNZ行きを計画できるとしたら、Wairoaに2泊は欠かせないな。

Ruakituriへの道すがら、はぐれ仔羊がいつもいる場所がありました。
最初は具合悪そうだったけど、徐々に元気になったみたい。 

Smith Bridgeの近く。対岸は私有地だから、気をつけないといけません。
羊が木陰で休んでます。。 

Smith Bridge近くから上流の眺め。

のんびり釣りできる場所もあり。右側の広場は許可とればキャンプできるらしいです。

2005年1月29日土曜日

NZ 20050129 Ruakituri River

 Ruakituri Riverで連戦。この川は本当に好きです。ロトルアの近くにあったなら、他の川には見向きもしないかもしれません。。
 川にはまた9時半に到着。昨日と同じくSmith Bridgeから入り、早々にヒット!しかしバラシ。川に降りた直後がサカナの濃いポイントになっていて、それもこの川がすごくやる気を起こさせてくれる要因のひとつかもしれません。続けてもう一尾かけてまたもバラシ。
 しかしこの後はまったく釣れません。これは昨日と同じパターン。サカナは居るので、何か原因があるとは思うけど、、分からん!2時間ほど釣りあがったところで他の釣り人に遭遇。不完全燃焼ながら、仕方なく川をあがりました。

 まだ正午。疲れてはいるけど、折角ここまできてこのまま帰るのはもったいない!そこで少し下流のErepetiという地域に行ってみることにしました。初めてRuakituriに来たときに最初に入ったポイント。巨岩とその間を流れる水勢の迫力に圧倒されつつ、全く釣れなかった場所です。しかし今回はだいぶ水量も減って、ところによってはサカナの姿も見えるほど水もクリアになってました。
 主だったポイントは深くて大きなプール。どうも苦手な、「釣れる気がしない」風景です。
 とはいえ、前回「もっと深いところにフライを入れなければ・・」と思って巻いておいた、ヘビーウェイトなニンフを試さなければ。すごく重いニンフの先に#14のフェザントテイル・ニンフを結んで遠くにキャスト・キャスト・・。うむむ、単調だ。インジケーターも完全に沈んだし良くわからん。ん?なんかラインが・・と思って聞きあわせを入れてみるとビクビクとサカナの反応!こっからは大変!ラインもかなり出してたので、初めて「バッキングまで引き出される」というのを体験しました!(ドラグが緩かったという噂もあります)
 サカナも広くて深いプールを存分に使ってファイト、いつまでたっても寄りません。竿をあおっては少し巻いての繰り返しで何分もかかってやっとこさランディング。60cmのレインボー!サカナもヒトもぐったりです。

すごく疲れた。。

 この一尾ではまだ半信半疑でしたが、同じように大きなプールの流れ込み付近にロングキャストしてやると、最初と同様にまたヒット!これは45cmほどでしたが、やはり広いフィールドを使って大暴れ。ぐったりしてからもおそらく自らの意思とはうらはらに瀬を流されていってしまい、これを抑えられずにこちらも仕方なくついて行ったり。
 同じサイズのサカナでも、小さな川で釣るのとは比べ物にならないくらい難しいです。

こんなプールで、ライズがなくてもしっかり釣れます!

  重いニンフで1m以上沈める、というのがこの区間で釣るための最善の方法のようです。居そうかな~という筋にポーンとキャストしてやってたまにラインの感触を確かめるとかかってる!という感じ。こんなやり方でも、それが狙い通りだと楽しい!
 サカナはちゃんとフライを見てるようで、でかいほうのニンフを食うことはありませんでした。かけたすべてのサカナが小さいほうのフライにかかってるなり、食いちぎっていってしまうなりで、あらためて感心してしまいます。

手前の深みでヒット!深く沈めてやれば、こんなとこでも釣れます!

 ゆっくりと釣りあがり、3時間ほどの間に8尾かけました。しかし無事ランディングできたのは3尾だけ。
 かかった後に一気に上流に走って戻ってこないサカナがいたり、下流の瀬に走りこんで岩に絡めてティペットをぶっちぎって行ってしまうサカナがいたりと、バラシのほとんどはラインを切られてのもの。フライはどんどん減りますがこれも嬉しい悲鳴というやつです。あわせが曖昧なとこがあるのを補って余りある、かけてからの面白さがこの流域での釣りにはあります!

ここでランディングできると充実感が漂うなあ。

 午前中の不調が嘘のように午後で取り返してくれました。Ruakituri Riverの新たな一面を知ったし、今後の釣り方にも幅が出せそう!
 大物を狙うのなら午後に入ったこの流域のほうが可能性が高い気がします。減ったニンフを補充して、ぜひ再チャレンジしたいところです!

2005年1月28日金曜日

NZ 20050128 Ruakituri River

 7時半にキャンプ場を出発して9時半頃に目的の釣り場・Ruakituri Riverの中流域に到着。この川はここに至るまでの景色も含め、本当に素晴らしい。遠いのは難点ですが、何度きてもまた来たいと思ってしまいます。

早起きするとカモが寄ってきます。

  前回訪れたときは3~4時間で6尾釣れましたが、そのときに比べるとかなり水量が落ちてしまった様子。ちょっとダイナミックさには欠けるけども、いいほうに考えれば「釣りし易さ」という点では好都合。。

 入って間もなく、幸先良くレインボーをキャッチ!30分たたずにもう一尾!このペースで釣れてくれると「釣れ続けてるなあ」という印象です。3尾目もまた30分程度でヒット!変わった色なのですぐに「ブラウン?」と気付きましたが、寄せてくると斑点がはっきり見えてきました。大きく立派なブラウン!慎重に下流に移動しつつ、ランディング・・と思ったらネットイン失敗。これはいつものことですが、運悪くこのときフックの一本がネットに引っ掛ってしまい、サカナはここぞとばかりにラインを切って行ってしまいました。。どうもブラウンとは縁が薄いようです。。

パワー有りそうな外見。実際すごいですよ!

  その後、パッタリ釣れなくなってしまいました。とはいえ、サカナは多い!様々な形で魚影は見ているので、余計に悔しい!(^_^)
 最近どの川に行っても感じていますが、サカナが12月に比べてかなり神経質な気がします。水が少ないポイントはもちろん、そこそこ深さのあるプールでもサカナが逃げていくことが増えました。。
 結局、朝の2尾のあとは20cmほどのパーマークくっきりでヤマメそのものっという感じのレインボーを一尾釣ったのみ。どうも昨日から小物づいてるなあ。(^_^)

箱庭のように見えますね。

2005年1月21日金曜日

NZ 20050121 迷った。。

 Ruakituri Riverから、さっき帰ってきました。。
 結果はというと今回も大物は釣れず、2日目(今日)にいたっては竿もださずじまい。

 初日は先回と同じ中流域のポイントに。水がちょっと減った?という感じですが相変わらずダイナミックな渓相。前回はサイトにこだわり過ぎてサカナを逃がしてしまった感があるので、今回はサイトでももちろん狙ったけど、むしろ「いそうなポイント」にブラインドで打ち込んで、午後数時間で6尾キャッチ!これは自分としては上々な釣果です。。
 サイズは最大で50cm前後、大きいのはまた次のチャンスに持ち越しだなあ。。キャンプ場に戻る関係で、今回もイブニングはやりませんでした。なんか河原でキャンプする許可をとれるらしいのだけど、、次回はちゃんと調べておこう。

 そして今日は「トロフィークラスのレインボー」を目指してWaitangi Fallの上流に向かいました。
 クルマ止めから滝まで徒歩3時間くらいとのことなので、なんとキャンプ場を4時に出発。6時すぎくらいにはクルマ止めにつくつもりだったのですが、起きたばかりにも関わらず猛烈な睡魔に負けて途中で仮眠。1時間以上寝てしまいました。(^_^)
 前半はほぼ一本道。最初はしっかりした道がだんだんと細くなり、踏み後レベルの場所もあったけど迷うことなく1時間半ほど。支流との合流点で、地図で場所を確認するには判りやすい場所だったのに、確認を怠って進路がわからなくなり、グルッと遠回り。1時間半くらいをロスして元の場所に戻り、正しい道を発見してようやく遡行再開。
 ずっと小高い丘の上を歩いてきたのですが、そこは川に降りれるポイント。非常にいい雰囲気だったので、ちょっと竿だすかなーと思ったら100mほど上流に2人の人影。そこでの釣りを諦めて滝への道に復帰。
 ここからは急斜面の森の中。最初こそこれと判る踏み跡があったものの、すぐにどこがルートなのか判然としなくなり、以降ルートを探して歩いては見失いの繰り返し。ウェーディングシューズだったのと疲れがたまってたのとで、斜面のいたるところで滑って転び、体力だけでなく精神力も削りとられていく感じ。
 おそらく地図に書いてあるルートとは高低差でせいぜい10m~20mくらいの範囲には居たと思うのですが、どうしても正しいと思われる”道”らしいものが発見できずになんと3時間以上。あまりにもキリがないので、「この踏み跡が違ってたら諦め!」と決めてかかり最後の望みをかけましたが、結局行き止まり。
 もう疲れ果てていたせいか、一本道と思っていた丘の上の道でも間違いを犯したようで、散々遠回り。クルマに辿りついたのは4時・・8時間くらい歩き回ってた。。

 本当ーに疲れました。。帰り道に中流域で釣り・・と一瞬だけ考えたけど、疲れててすぐに却下。こんな状態では怪我も怖いし。。

 今日(2日目)の成果は今まで見なかった動物をいろいろ見たことくらい?朝早く出発したんで、夜行性の動物たちがいっぱいいました。ツノの大きいシカとか、ハリネズミ?みたいなやつとか、なんだかわからないタヌキみたいなやつとか。
 森の中で迷ってる最中はもっとすごい。なんと野生のブタ(イノシシ?)を見ました。親が1頭と子が多数。子はみんな黒いんだけど、1頭だけ白に黒ブチのやつがいました。どうしてあんなところに居たんだろう・・??

 うむむ、滝の上に再度チャレンジするかどうか、すごく考えてしまうなあ。また迷うだろうし。。でもトロフィークラスのチャンスは捨てがたい。。

#
 出発時からすごく疲れてて、さらっと書いたけど帰り道の頃は水もなくなってかなりヤバい状況になってましたね。
 朝キャンプ場から出発して、あまりの眠さに居眠り?してしまい下りの砂利道で急ハンドル切ってスピン。危なく転落するとこだったりしました。
 この日目指していたRuakituriの最上流域、Waitangi Fall上流は本当の意味の大場所。トロフィークラスのレインボーで有名ですが、如何せんアクセスが大変。というか、自分には結局その場所までたどり着くことも出来なかったし。。
 「ヘリフィッシング」で滝の上流におろしてくれたりもするらしいのだけど、そんな贅沢など到底できなかった当時の自分ですから。それでも、地図もって歩いてればなんとか分かるもんだろ・・と思ってたら、ダメでしたねえ。。
 次この徒歩ルートでチャレンジするのは相当勇気がいるけど、そんときは必ず一泊できるだけの装備は持っていこう。
 しかし、これだけ広大な牧草地を縦断して釣り場に向かうっていうのも、ほんとよくやってたもんだなあ、おれ。(^_^)

臆病な羊を追いたてながら歩くことになってしまいます。。

先行してた人たちのものと思われるテント。

中間点は過ぎたあたり。ここらも良さそうだったよな。
先行の釣り人がいなければ、ここから釣り上がっていけたかも。

ほんと、日本では見ることのできない釣り場風景だな。。

帰り道迷って死にそうな状況で撮った一枚。
道を失うとウェーディングシューズでこういった草地を歩かなければならず、どれだけ滑って転んだことか。。

2005年1月14日金曜日

NZ 20050114 Ruakituri River

 大物が釣れるとは聞いていたRuakituri River。ロトルアからは遠い・・といっても250kmくらいなので、NZでの釣りを考えれば「ちょっと遠い」くらいの感覚にもなりそうですが、途中Waikaremoanaまでの砂利道を経由しなければいけないので時間的には5時間以上かかってしまうのです。Waikaremoanaのキャンプ場を拠点にすれば、Ruakituri Riverまでの道のりは1時間半程。
 斉藤完治さんの話だと、「Waitangi Fall(滝)のさらに上流が良い」とのこと。リーフレットを確認したところ、確かに滝の上ではトロフィークラスが狙えるとしっかり書かれてる!ただ、クルマ止めから片道3時間歩くとも。。これはクルマの移動時間も考えれば日帰りは不可能。。リーフレットに記載されていた他のポイントをまわってみました。

 今日も雲ひとつない快晴。キャンプ場を8時半に出発して一路川に向かうと、川沿いの景色は素晴らしい!広大な山々の間を川が流れ、周囲にあるのは牧場くらい。ロケーションの素晴らしさがまず気にいった!

これからこんなロケーションで釣りできると思うとゾクゾクします!

 最初はErepeti Bridgeという橋から入るポイントに。
 大きい川だとは知っていましたが、これほどの山奥で川幅30mはあろうかという流れは圧巻。水は緑がかって透明度はさほど高くないのですが、逆にそれが大物を育みそうじゃないですか。
 少しいくと巨岩の間をすごく深く・速い流れが通る渓相に。こんなところで足を滑らせたら大変。そこも過ぎていくとまた広々とした渓相に。ここまで反応なし。昼飯を食べながら様子をうかがうと、ライズが数回。しかし釣れず。。
 大きなプールが連続し、いいサカナが居そうですが。もっとウェイトを巻いたニンフが必要な感じです。

 そのポイントを諦め、クルマで更に5~6km上流に移動。その間の枝沢に水をとられたのか、水量はかなり減ってだいぶ釣りやすい渓相。

いかにもNZらしい景色だなあ。。

 川に降りて少し釣りあがり、対岸に渡ろうかどうか迷いつつ川の真ん中に立ちこんで、とりあえずキャスト。さらに振り返って反対側にキャスト。いわば無意識に近い状態。そんな折、深い流れをフライが通った途端にインジケータが消しこみ、あわせるとギュンギュンッという感じで今までにない強烈な重量感!すごい振動が伝わってきたと思うや、次の瞬間にバラシ!
 これはでかかった。スレでなければ、間違いなくこれまでのサカナより数段大きい!何しろ、サカナをかけた後にフックを確認しようなんて思ったことはないのに、このときはすかさずチェック。案の定、フックが半ば開いた状態。これはすごい!ティペットが切れなかったのは不思議だけど、この川のポテンシャルを感じ、思わず身震いしてしまうほどでした。

 フライを交換し、何度か同じポイントにキャストしたけどもちろん釣れるわけもなく。また振り返って別の流れを探ると・・ヒット!一気に下流に走る走る!流れも強いのでこうなると大変。立ち込んでるので身動きもままならず、サカナをようやくコントロールできるようになるまで大苦心。ランディングしたのは55cmの丸々太ったレインボー。本当はもっと大きいと思ったくらい!
一尾目のバラシといい、キャッチしたサカナといい、この川での釣りの魅力を十分に叩き込まれました。本当にダイナミックな釣りだ!

大きな川ではランディングまで本当に気が抜けない!

  その後川はずっと好渓相!プールあり、瀬あり、非常に変化に富んだ渓相のいたるところで魚影を確認。そして両岸は草地のバンクでいかにもNZ!日本ではまず見られない景色だなあ。すっかりこの川のファンになってしまいました。

 数時間かけて一尾追加しただけでしたが、とにかく面白かった!
 惜しかったのは、流れの中の岩の上手にブラウンが定位してるところを、絶好の位置から狙えるチャンスがあったのに釣ることが出来なかったこと。。

 遠いけど、とにかくいい川だ。この川を中心に予定を組んで、また来よう!